「ジャスティス・リーグ」、削除されたダークサイドの劇中アートを紹介、ワンダーウーマンの未公開シーンの写真と繋がる




ザック・スナイダー監督が「ジャスティス・リーグ」劇場版で削除されたダークサイドのアートを写した写真をVeroにて公開したとComic Bookが紹介している。ダークサイドは予定されていた「ジャスティス・リーグ パート2」のメインヴィランで、「ジャスティス・リーグ」のポストクレジットシーンで現れる予定であったと伝えられているキャラクター。「ジャスティス・リーグ パート2」の計画はなくなり、ポストクレジットシーンも劇場公開版にはなかった。

写真に映るダークサイドのアート*には重なり合っているマザーボックスが描かれている。*写真からは石板なのか、刻まれた壁画なのかがわからないので、このように紹介する。

コメントには「A bell can’t be unrung(ベルが鳴りやまない)」と書かれており、これは「バットマンVSスーパーマン」でのエンディングでバットマンに尋問された後のルーサーのセリフを思い起こさせる。

そのルーサーのセリフについては「マザーボックスの音」だと、先月にスナイダー監督が明かしているが、「ジャスティス・リーグ」スナイダー版で、その意味を説明するシーンがあったのかはまだわかっていない。



このVero画像を紹介したTwitterユーザー@kryptonscodexは「ジャスティス・リーグ」で削除されたワンダーウーマンのシーンと関係があるとみている。その写真はガル・ガドットの誕生日にスナイダー監督が公開した削除シーンの写真で、それと並べたツイートを行っている。

@kryptonscodexは、今回の写真に映る松明がワンダーウーマンの写真にもあるとツイートしている。確かにどちらにも松明が映っている。この事について、ワンダーウーマンがマザーボックスの歴史を調査するシーンがあったのかもしれないとComic Bookは記した。



スナイダー監督はスナイダー版の情報をこれまでも提供している。スナイダー版は3時間以上とされており、劇場公開版では多くが削られ、その上、再撮影シーンに置き換えられているので、これからも削除シーンの情報があるかもしれない。スナイダー監督はこういったスナイダー版を望むファンに対しては感謝の気持ちを表している



スナイダー監督は過去のダークサイドだとファンが信じているコンセプトアートについても先月に説明しており、ダークサイドの何かしらの形で「ジャスティス・リーグ」でダークサイドを紹介するつもりであったのは確実。今回の写真がそれを証明した。


Source: @kryptonscodex(Twitter) via Comic Book