「ジャスティス・リーグ」撮影監督、劇場公開版に使われたスナイダー版の映像は10%と語る
「ジャスティス・リーグ」撮影監督ファビアン・ワグナーがQ&Aセッションにて劇場公開版の「ジャスティス・リーグ」について語ったとScreen Rantが映像を紹介している。ワグナーはスナイダー監督が降板する前の撮影には参加したが、再撮影にはスケジュールが合わず参加していない。
ワグナー自身は劇場公開版を見ており、劇場公開版について「言いにくいが、私はそれ(劇場公開版)を見て、丸々変わっていた事に悲しんだ」と話していたが、今回、劇場公開版で使われたスナイダー監督時(スナイダー版)の映像は「多分10%」だと話した。その他にも以前にワグナー本人が語った内容をより具体的に説明している。
The same guys asked why the VFX of the Theatrical Cut weren't that good. Here's Fabien's reply. It goes a little bit into how many days of reshoots there were and how much of the original cut is in the movie.— Leonardo Oliveira (@Leo_Rafael99) December 4, 2019
(Again, sorry for the crappy video and audio) pic.twitter.com/huuX5yT3eg
映像では音声が聞き取りにくいと上記ツイートの投稿者が親切に文字で書き起こしている。そこから一部を紹介したい。
「主要な撮影をザックと終えた後、ザックは編集作業を開始し、私はトレーラーのカラーグレーディング作業のためにLAへ向かった。最初の3つのトレーラーは我々が撮った映像です。その後、彼ら(ワーナー)は再撮影をすることを決定したんだ」
Fabien's reply: “So I did the principle photography with Zack and we finished shooting, he started editing, I went to LA to do the colour grade for the trailers. So the first three trailers of Justice League, they were all things that we shot. And then they decided to reshoot [+]— Leonardo Oliveira (@Leo_Rafael99) December 4, 2019
「数か月後に幸撮影が始まったが、私は参加してません。完全に(撮影チームは)別チームで、55日間の再撮影が行われたと思います。劇場公開版で使われている私たちが撮った映像は多分10%で、その他が再撮影で撮ったものだよ」
“several months later. And the reshoots… I was not there. I wasn't there, it was a completely different team. And they actually reshot, I think, 55 days. So the movie that was in cinemas is like… Maybe 10% is the stuff that we shot. Everything else is a reshoot. [+]— Leonardo Oliveira (@Leo_Rafael99) December 4, 2019
ワグナー撮影監督は「ジャスティス・リーグ」以外にも「ゲーム・オブ・スローンズ」の撮影監督としても有名。以前より「ジャスティス・リーグ」スナイダー版を見たいと希望している。
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ワグナー撮影監督が語った内容はおかしくない。最近のニュース(上記関連)がむしろ正しかったと感じられるコメントである。ケヴィン・スミスが劇場公開版の「ジャスティス・リーグ」が「ジョスティス・リーグ」と呼ばれていると以前言ったのは、単なるトークのつかみでネタと思っていたが、マジ「ジョスティス・リーグ」かもな。
Source: Leonardo Oliveira via Screen Rant