「ジャスティス・リーグ」撮影監督、ザック・スナイダー版を見たいと語る。ザック版を望むファンの署名は8万人越え
「ジャスティス・リーグ」撮影監督、ザック・スナイダー版を見たいと語る
「ジャスティス・リーグ」撮影監督ファビアン・ワグナーがThe Hollywood Reporterにザック・スナイダー・ディレクターズ・カットを見たいと語った。記事によるとワグナーはスケジュールの都合で再撮影には参加していない。再撮影では第2班のジーン=フィリップ・ゴザールが撮影監督を務めたとの事。
この映画の監督はザック・スナイダーであるが、家族に不幸があり途中で降板。再撮影の脚本で参加した「アベンジャーズ」監督のジョス・ウェドンが再撮影と完成作業を担当した。この映画の上映時間はワーナー・ブラザースのCEOケビン辻原氏が2時間以下と要請したため、約120分となったと伝えられている。公開された完成版にはトレーラーには存在するが削除されたシーンがあり、加工前の映像もリークされた。(映像は現在消去)
ワグナーはThe Hollywood Reporterに対し「思っていたよりもさらに短かったので、削られたシーンがある。劇場版には収録されなかった我々が撮影した映像全てを与えてくれるディレクターズ・カットが見れる事を私は強く希望します」と言う。続けて「私が気に入っている彼(スナイダーの)ディレクターズ・カットは長い。彼はストーリーをゆっくりと伝えるんだ。彼のディレクターズ・カットのいくつかは見ていないが、"長い"と思うよ。3時間か3時間10分はあったが、常に素早く動いているように思える」と話した。ワグナー撮影監督は「ザック・スナイダー・ディレクターズ・カット」を望んでいる。
一番右がファビアン・ワグナー撮影監督
ザック版を望むファンの署名は8万人越え
ネットでは「ジャスティス・リーグ」ザック・スナイダー・ディレクターズ・カットを見たいという署名が現在8万人を越えた。(4・5日前Comic Bookで署名が開始したという記事を読んだ時はソースに書かれてた1140人に近い署名数であったが、2日前に興収結果が発表された時点では署名数は3万人を越え、昨夜は7万人を突破していた。)
ワグナーのみならず多くの人がザック・スナイダー・ディレクターズ・カットを見たいと望んでいる。この他にも関係者ではバットマンのスタントマンであるリチャード・セトローンもファンの活動に参加したとHeroic Hollywoodは伝えている。Batman Newsはこれまで削除シーンが収録される事はあっても、新しいカットは無理だという考えは変えていない。しかしファンの要望がこのまま高まり続け、ワーナーが大金を稼げると感じたら、家庭用で「ジャスティス・リーグ」の新カットが出るかもしれないと考えを少し和らげた感想を書いている。署名活動はChange.orgで行われている。
「ジャスティス・リーグ」日本ではついに明日公開
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Source: The Hollywood Reporter via Batman News, Heroic Hollywood