ザック・スナイダー監督、「ジャスティス・リーグ」スナイダー版のファイナルバトルからエンディングまでの展開を画像付きで明かす






ザック・スナイダー監督がVeroにて「ジャスティス・リーグ」スナイダー版のエンディングについて語っていると報じられている。本編とは違うステッペンウルフ戦の最期や、その後に登場するダークサイドについて話した。

「ジャスティス・リーグ」の監督としてスナイダー監督はクレジットされているが、娘の自殺があり再撮影前に降板しており、公開された「ジャスティス・リーグ」は再撮影の脚本を書いた「アベンジャーズ」ジョス・ウェドンが完成させたものである。劇場公開版は本来スナイダー監督がやろうとしていた内容とは違うという事が、これまでにも明らかになっている。

スナイダー監督は劇場公開版を見ていないと以前から言っており、今回もそう話す。「ステッペンウルフが劇場版でどうなるかはしらない。これは仕上がっていない(シーンの画像である)が、私の(バージョン)では神を殺すために神を使うんだ」とスナイダー監督。画像付きでワンダーウーマンがステッペンウルフにトドメを刺すと説明した。



公開された画像はスナイダー監督の言うように完成していないものだ。完成した映像が存在するかは不明であるが、「ジャスティス・リーグ」スナイダー版は完成しているかどうかという疑問が以前から語られている。スナイダー版にはVFX作業が残っているといわれており、それが正しいと思える。3月にスナイダー監督が「仕上がっている」と答えたのは、タイムラインの編集を指していたのかもしれない。

画像に映るワンダーウーマンの場面(2枚目)は劇場公開版ではステッペンウルフの斧を破壊するシーンで使われている。劇場公開版ではスーパーマンとサイボーグによってマザーボックスの活動を止められた上、斧を破壊されたステッペンウルフはパニックになり恐怖に陥る。恐怖に反応する配下のパラデーモン達にステッペンウルフが襲われる中、別の場所への通路(ブームチューブ)が開き、そこへ消えていくというものだった。*最後に通路が開かれた理由は明らかとなっていない


「ジャスティス・リーグ」でリーグはダークサイドと戦うのか?

最近、若き日のダークサイド(Uxas、ユクサス)の姿が明らかとなったが、以前にはダークサイドがポストクレジットシーンで登場するという情報もあった。色々と報じられたが、スナイダー監督が新たにどんな感じであるのかを説明している。劇場公開版とは違い、スナイダー版のステッペンウルフがどうなったのかも具体的に明かされた。

「ダークサイドと戦うのか?」という質問に対して、スナイダー監督は「戦わない」と回答。「彼ら(ジャスティス・リーグのメンバー)はブームチューブの向こう側にいるダークサイドとその軍団と顔を合わせるんだ」と説明した。あちらとつながっているブームチューブはマザーボックスが破壊され崩壊するとの事。ステッペンウルフについては切断されたステッペンウルフの首がダークサイドの足元に転がるという。上記の画像(3枚目)がステッペンウルフの首をワンダーウーマンが切断した瞬間なのかもしれない。




スーパーヒーローの映像作品ニュースではサンディエゴ・コミコン関連の情報であふれているが、その裏でスナイダー版を求めるファンにとっては非常に興味深い事がVeroという場で語られていた。スナイダー監督によって、スナイダー版のラストの展開が明らかとなったが、これによってスナイダー版を求めるキャンペーンが沈静化することはないだろう。ファンはますます見たいと思っているはずだ。




紹介した内容はオリジナル版エンディングとして報じられているが、スナイダー監督が元々予定していた真の脚本はスナイダー監督いわく「本当に恐ろしいバージョン」であり、「バットマンVSスーパーマン」の批判から却下され、その脚本を用いて撮影される事がなかった。この記事をスナイダー版としたのは今回VFX加工前の画像をスナイダー監督が紹介したため。スナイダー版は少なくとも撮影されたとわかっている。情報を追っているファンにはオリジナル版と書くと誤解が生じる可能性があると判断したのでスナイダー版として書いた。(もし、今回のは却下された真の脚本についてという情報が出たなら、修正する予定)


バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 アルティメット ・エディション ブルーレイセット(期間限定/2枚組) [Blu-ray]
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント (2017-11-08)
売り上げランキング: 11,872

シャザム! ブルーレイ&DVDセット (2枚組) [Blu-ray]
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント (2019-08-21)
売り上げランキング: 184


Source: ScreenRant, @RTSnyderCut(Twitter), Heroic Hollywood