「スーサイド・スクワッド」、「ジャスティス・リーグ」との繋がり、監督がオリジナルプランについて語る






2016年に公開された「スーサイド・スクワッド」。デヴィッド・エアー監督がエンチャントレスが当初ブームチューブを作る予定であったとツイートしたとComic Bookが報じた。ブームチューブとは「ジャスティス・リーグ」でステッペンウルフがやってきた通路の事で、劇場公開された「スーサイド・スクワッド」にはなかった設定である。

エアー監督は以前にもエンチャントレスがマーザーボックスの支配下にあり、ステッペンウルフが登場する予定であったと変更になった部分について明かしている。

ファンからエンチャントレスが「マシンを作るというのはおかしい」言葉に、エアー監督は「エンチャントレスがマザーボックスの支配下にあり、ブームチューブがあるはずだった」と説明。続けて「終末論(*Apokalypse)的な要素の全てが終わりの段階で取り去られた。タイムリミットと世界の脅威を造りだそうとするのがマシンのコンセプトであった」と答えた。

*意味が違うかもしれないので記事の終わりに考察を記す



「スーサイド・スクワッド」も「ジャスティス・リーグ」と同じく、完成するまでに当初エアー監督がやろうとした内容から変化したというのが、エアー監督の発言や報道から判明している。


ブームチューブに関しては「スースク」で設定するつもりだったというのが改めてわかった。

「エンドゲーム」までのMCUがサノスとの戦いに作品を繋げる映画シリーズであったように、DCEUでは当初ダークサイドとの戦いを描いていく予定であった。「ジャスティス・リーグ」でダークサイドを登場させ、「ジャスティス・リーグ2」に繋げる計画であったが、計画が変更され、単独映画に焦点を当てていくシリーズになった。そのため、現在のDCEUはある目的に向けての作品の繋がりがなくなり、今は「ジャスティス・リーグ2」の予定もなくなっている。

エアー監督のツイートは英語表記だとスペルミス。Comic Bookは""All the Apokalypse [sic] elements…"と「原文のまま」という意味の[sic]が付けて紹介している。Apocalypse(アポカリプス)のスペルミスかもしれないし、ダークサイドが支配する惑星Apokolips(アポコリプス)のスペルミスかもしれない。「アポコリプス」の意味であった場合、「スースク」は「ジャスティス・リーグ」と繋げる予定で、DCEUはダークサイドとの戦いという目的に向けて計画されていたシリーズだったというのが感じ取れる。


Source: Comic Book