ザック・スナイダー監督、「ジャスティス・リーグ」サイボーグの新たな削除シーン画像を公開、スーパーマン復活の疑問についても回答
ここ数ヶ月、劇場公開版「ジャスティス・リーグ」にはないサイボーグの場面を画像で紹介し説明も行ったザック・スナイダー監督。Veroにて新たにサイボーグの画像を公開し、ファンの疑問にも答えた。
公開されたのはレイ・フィッシャー演じるヴィクター・ストーン/サイボーグが家族の墓の前で地面をたたいている画像。
Vero: Cyborg at his mom’s grave from r/DC_Cinematic
この場面も「ジャスティス・リーグ」スナイダー版だろう。そう考えられる証拠もある。CG加工される前の撮影現場写真をスナイダー監督時に参加していた撮影監督であるファビアン・ワグナーがInstagramで紹介した。
画像の公開以外にファンの疑問にもスナイダー監督は答えている。
上記の写真について「ヴィク(サイボーグ)自身の墓なんですか?」と質問されたスナイダー監督は「イエス」と答えた。*上記Redditの見出しは気にしないように
また、「スーパーマンは復活したが、サイボーグの両親は復活できないのか?」という疑問についても回答した。サイボーグの母は死んでおり、スナイダー版では父サイラスも死亡する。サイラス死亡シーンの画像はスナイダー監督によって公開済みで、知らない人はチェックしていないと以下の内容が理解しずらいと思う。
その問いに対して、スナイダー監督は、サイラスの体は崩壊しており、母親の遺体は腐敗している。スーパーマンの肉体は腐敗していなかったから可能なんだという説明を行った。
OTHER: Zack Snyder explains the Cyborg picture from r/DC_Cinematic
「ジャスティス・リーグ」スナイダー版とはスナイダー監督が降板する前の「ジャスティス・リーグ」を指す。単なる削除シーンの追加ではなく、上記のように劇場版とは違う内容が含まれており、長さは約3時間半とされている。
スナイダー監督は家族に不幸が起き、この映画を途中で降板。再撮影や編集といった完成作業は再撮影の脚本を担当した「アベンジャーズ」のジョス・ウェドン監督が引き継いだ。スナイダー監督の降板発表時、映画はスナイダー監督のヴィジョンを反映すると説明されたが、公開された作品はそうではなかった。そのため、スナイダー版を求めるファンは監督自身によるこういった紹介や関係者の証言などをもとに、どんな作品であったかを追求し、スナイダー版を求めている。
サイボーグには単独映画プロジェクトがあるが、進展してるのかは不明である。
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Source: Heroic Hollywood (1)(2), Fabian Wagner(Instagram)