ザック・スナイダー監督、「スーサイド・スクワッド」でデヴィッド・エアー監督と協力したと語る、ステッペンウルフがラスボス予定であった事についても回答






ザック・スナイダー監督作品のディレクターズ・カット上映イベントで行われたQ&A。スナイダー監督が「ジャスティス・リーグ」オリジナル版の脚本があったと明かした。それ以外にも色々と話しており、デヴィッド・エアー監督の「スーサイド・スクワッド」についても語っている。

「スーサイド・スクワッド」のラスボスは「ジャスティス・リーグ」に登場したステッペンウルフを予定していたと、以前にエアー監督は明かしている。ScreenRantのStephen M. Colbertによると、スナイダー監督は「スーサイド・スクワッド」版ステッペンウルフについては「知らない」とQ&Aで答えた。また、バットマンとフラッシュを登場させる事については協力したが、両監督は大部分を切り離しておきたかったそうだ。



「スーサイド・スクワッド」にスナイダー監督が協力していた事はこれまでも明らかになっており、「スーサイド・スクワッド」のフラッシュ・カメオシーンはスナイダー監督が撮影した映像であった。ブルース・ウェイン/バットマンはハーレイやデッドショットの逮捕や、ポストクレジットシーンに登場した。

スナイダー監督の協力は「スーサイド・スクワッド」だけではなく、「ワンダーウーマン」には自信がカメオで出演。「アクアマン」ではジェームズ・ワン監督の注文に応じた

「スーサイド・スクワッド」関連作品は今後2つの予定がある。1つは人気を博したハーレイが登場する「Birds of Prey /バーズ・オブ・プレイ」(正式タイトル名省略)。現在撮影中で、2020年2月7日全米公開。監督は「Dead Pigs(デッドピッグス)」のキャシー・ヤン。

もう1つは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのジェームズ・ガンが監督/脚本を担当する「The Suicide Squad/ザ・スーサイド・スクワッド」。イドリス・エルバが代役でデッドショットを演じ、マーゴット・ロビー演じるハーレイも出ると見られているが、「完全リブート」だとプロデューサーは語る。こちらは2021年8月6日に全米公開で今年の9月より撮影開始と伝えられている。




ステッペンウルフに関しては、以前のエアー監督の発言と食い違いがあるように感じるかもしれないが、エアー監督がどの時点までステッペンウルフをラスボスにしようと考えていたかはわからない。それゆえ神経質になる必要はない。

この頃とは違い、現在のDCEUは作品同士を繋げていくユニバースではない。「ワンダーウーマン」や「アクアマン」のように、それぞれの世界観を重視する映画シリーズに方向を変えた。「スーサイド・スクワッド」のように他作品のキャラクターがカメオで登場し、作品間を繋げるといった映画は今後ないかもしれない。


Source: Comic Book