破棄されたといわれる「X-Men: ダーク・フェニックス」、モントリオールで来月再撮影との噂
「X-Men: ダーク・フェニックス」はモントリオールで来月再撮影との噂
スクラップになったとの噂がある2019年2月14日に全米公開の「X-Men: ダーク・フェニックス」。再撮影に関する情報をRevenge of The Fansが伝えた。ソースはこの映画の関係者(達)となっている。このサイトは先日バットマン単独映画「The Batman」に関する噂を報じていた。
記事によると「X-Men: ダーク・フェニックス」は数週間後の再撮影開始に向け、モントリオールて準備中。期間は8月から9月。この追加撮影で全体的なセット・ピースに取り組むとの事。この映画の再撮影は以前にもキャストのスケジュールが合わず、再撮影が2018年8月か9月になると報じられていた。今回伝えられた再撮影の日程はそれと一致する。
「X-Men: ダーク・フェニックス」が公開される2月半ば「デッドプール」(2016)、「ブラックパンサー」(2018)が大ヒットした時期で、コミック原作映画には縁起がいい。2月8日にはソニーによるマーベル映画「シルバー・アンド・ブラック」が予定されていたが延期となった。そのため「ダーク・フェニックス」にとって同ジャンルのライバルがいない状況となっている。
「X-Men: ダーク・フェニックス」の監督は「X-Men」の実写シリーズに製作・脚本・原案で関わってきたサイモン・キンバーグ。
セット・ピース (コンテンツ・プロデュース機能の基盤強化に関する調査研究[PDF])
セット・ピースは映画の中の一つのシチュエーションや場面や転換やハプニングという意味である。例えば、『タイタニック』では、レオナルド・ディカプリオがケイト・ウィンスレットを船首の先を乗せて二人で飛んでいるふりをするシーンは見事なセット・ピースである。なぜかと言うと、それは今2行以内の説明ですぐにイメージが浮かんできた(『タイタニック』を見たことがない人でも)。わかりやすくて、トレーラーでもポスターでも簡単に載せて、そしてそのワン・シーンで『タイタニック』のロマンスとアドベンチャーが見えてくる。だいたいの映画は五つのセット・ピースがある。三つくらいのセット・ピースを用意すれば、インパクトのあるピッチになるに違いない。
心配をしていた人にとっては安心できる情報ではなかろうか。ソースのライターは元Latino Review(現LRM)ライターでRevenge of the Fansの編集主任であるマリオ=フランシスコ・ロブレス。このブログでもいくつかロブレスからの情報を取り扱った。
Source: Revenge of The Fans via Comic Book Movie