ベン・アフレック、バットマン役からの降板は「ジャスティス・リーグ」が原因と語る


ベン・アフレックがブルース・ウェイン/バットマン役とバットマン単独映画「The Batman」から降板した理由をThe New York Timesに語った。「ジャスティス・リーグ」撮影時のトラブルがアフレックからやる気を削ぎ、降りた原因になったという。(via ScreenRant)

Africa in 1900 is a long way from “The Batman,” which Affleck was supposed to direct himself. He stepped aside, allowing Matt Reeves to take over (and Robert Pattinson to don the cowl), after deciding that the troubled shoot for “Justice League” had sapped his interest. Affleck never seemed to enjoy his time as Batman; his sullen demeanor while promoting “Batman v Superman: Dawn of Justice” in 2016 resulted in the hit meme Sad Affleck.

アフレックはインタビューで自身が手掛けた「The Batman」脚本を「ある人に見せた」と言い、「その人から"脚本は良いが、また(「ジャスティス・リーグ」の時と)同じ経験をしたなら、君は死ぬまで酒を飲むと思う"と言われたんだよ」と明かした。この他にもアフレックは自身のアルコール依存症の問題やジェニファー・ガーナーとの離婚についても語っており、ガーナーとの離婚は「人生最大の後悔」と言っている。

アフレックの降板原因となった「ジャスティス・リーグ」は、ザック・スナイダーが監督とクレジットされているが、スナイダー監督は家族に不幸があり途中で降板。再撮影の脚本を任されたジョス・ウェドン監督が再撮影と残りの作業を引き継いぎ完成させたのが現在あるバージョン(劇場公開版)である。

ウェドン監督による再撮撮影の脚本は80ページ近くもあり、それを伝えたのもThe New York Timesであった。劇場公開版に使われたスナイダー監督時の映像は撮影監督のファビアン・ワグナーによると約10%。劇場公開版は120分であったが、スナイダー監督によるとスナイダー版は214分で、当初の内容から大幅な変更があったと判明している。

スナイダー版を見たいと求めているファンは「#ReleaseTheSnyderCut(リリース・ザ・スナイダー・カット)」とSNSで活動しており、アフレックも昨年その運動に加わった事が話題となった。しかし「ジャスティス・リーグ」スナイダー版のリリース予定は今の所ない。*詳しくはこちら

当初アフレックが監督/主演/共同脚本であったバットマン単独映画の企画「The Batman」は、マット・リーヴス監督に引き継がれ、脚本もリーヴス監督たちによる新脚本になり、ロバート・パティンソンが活動を開始して2年のバットマンを演じる。この映画は2021年6月25日に全米公開で、現在撮影中。


「ジャスティス・リーグ」撮影時のトラブルというのは再撮影の事だろう。「The Batman」の脚本をどの時期に人に見せたのかはわからないが、「ジャスティス・リーグ」のように大幅な再撮影や変更が「The Batman」であれば、そのストレスから再び酒に溺れる懸念がベンアフにはあったのだと思う。


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Source: ScreenRant, IGN