ギレルモ・デル・トロ監督、「ジャスティス・リーグ・ダーク」の脚本は完成していたと明かす




第90回アカデミー賞で監督賞や作品賞などを獲得した「シェイプ・オブ・ウォーター」ギレルモ・デル・トロ監督。映画化されなかった完成済みの脚本をTwitterで紹介した事が報じている。その中にDC映画「ジャスティス・リーグ・ダーク」があるのが確認された。デル・トロ監督は、この作品の製作総指揮である。

From IGN
アカデミー賞で監督賞を受賞したギレルモ・デル・トロが、11月26日にTwitterで映画化されていない完成済みの脚本多数についてシェアし、そのなかには『Justice League Dark(原題)』やTVシリーズ版『ハルク』も含まれていることがわかった。

Twitterにアップされたメインとなる2つの投稿には脚本17作品がリストアップされ、製作間近だったのにキャンセルされたり、映画の企画が進むにつれデル・トロの役割が大きく変更された作品もあったと綴られている。

例えば、『パシフィック・リム2』は最終的に『パシフィック・リム:アップライジング』となり、デル・トロの脚本とは大きく異なる内容になったという。そして、もともとワーナー・ブラザーズが製作することになっていた実写版リメイク映画『美女と野獣』の監督からも降板し、結果的にディズニーで製作された同作で監督の脚本は採用されなかった。

そして、デル・トロの役割が大きく変わってしまった作品として、2012年からデル・トロが携わっている『Justice League Dark』が挙げられているが、同作でも監督から降板して現在は製作総指揮として名を連ねている。







「ジャスティス・リーグ・ダーク」の監督は現在不在。デル・トロ監督はこの映画の監督を行うと過去に報じられたが、その後スケジュールの都合でこの作品には関与できないかもしれないと伝えられる。その後ダグ・リーマン監督に決定するが、他の作品とのスケジュールで降板。「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」のアンディ・ムスキエティ監督に目を付けていると報じられた。

以前の情報では脚本をホラー・コメディ映画「Housebound/ハウスバウンド」のジェラルド・ジョンストンが修正すると伝えられている。

登場キャラクターのコンセプトアートも以前に確認されており、その際、デル・トロ監督は「私のデザインじゃないよ。この段階まで到達しなかった。しかし、私たちが開発していた脚本を強く誇りに思いました。」とコメントしていた。

「ジャスティス・リーグ・ダーク」の全米公開日は発表されていない。


Source: Heroic Hollywood, IGN