ジャレッド・レト、スパイダーマン・スピンオフ映画「モービウス」主演に、DC映画のジョーカー役には影響なしと報道








ジャレッド・レト、「モービウス」主演に


スパイダーマン・スピンオフ「モービウス」の主演がジャレッド・レトと報じられた。また撮影は年内に開始するとの事。監督は「ライフ」のダニエル・エスピノーサ、製作は映画「スパイダーマン」シリーズなどのプロデュースしたアヴィ・アラッド。

モービウスは特殊な血液の病にかかり、自らの手で治療しようとした結果、ヴァンパイアになってしまったというキャラクター。スパイダーマンと複数回対決しており、ヒロイックな一面もある。

レトはDC映画でジョーカーを演じているが、そちらへ影響を及ぼすことはないとVarietyは伝えている。レトの演じるジョーカーは単独映画の企画が報じられたばかりで、その映画でレトは主演とエグゼクティブ・プロデューサーを務める。また、「スーサイド・スクワッド2」や、マーゴット・ロビー演じるハーレイのスピンオフ映画に出演する事が期待されている。

レトのように重要なキャラクターを演じる俳優が別のユニバース(映画シリーズ)へ参加するケースは初めてではないとBatman News。例として共にマーベル原作映画ではあるが、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でサノスを、「デッドプール2」ではケーブルを演じたジョシュ・ブローリンを挙げている。(マーベル原作映画の権利は分かれており、MCUはディズニー、X-Men関連はFox、スパイダーマン関連はソニーが映画化権を所有している)

「モービウス」が属するユニバースはソニー・ピクチャーズ独自のマーベル・ユニバース作品であり、ユニバースは全米10月/日本12月に公開のトム・ハーディ主演「ヴェノム」から始まる。その他にも「シルバー・アンド・ブラック」「ナイトウォッチ」「シルク」などの映画化が予定されている。その内「シルバー・アンド・ブラック」は年内撮影開始であったが、先日、撮影開始が2019年になったと報じられた。





「シルバー・アンド・ブラック」の撮影延期報道に伴い、「ヴェノム」の後が決まっていなかった。「今後このユニバースどうなるの?」と思っていたヒーロー映画ファンも、この報道でホッとしたはず。DCEUファンも影響がないと報じられた事で、安心できる。

当初は「ヴェノム」の次に「シルバー・アンド・ブラック」が公開であったが、「モービウス」が年内に撮影を開始した場合、もしかするとこちらの公開が早くなるのだろうか?






Source: Variety via Batman News