マーベル・テレビジョンが閉鎖へ、製作中の作品は継続されるが、今後の新作はなし






マーベルのTV部門であるマーベル・テレビジョンが閉鎖になったと先週10日にDeadlineが報じ、「マーベルTVプロジェクトは終了」という声明も発表された。

10月にはマーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギがマーベルのCCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)に昇格した事が報じられており(via IGN)、「マーベル・テレビジョンとマーベル・ファミリー・エンターテイメントは、マーベル・スタジオのバナーの下へと移行することになる」と伝えられていた。

関係者によると、現在製作されているABCの「エージェント・オブ・シールド」ファイナル・シーズン(S7)やHuluの新作マーベルドラマ「Helstrom」、Hulu配信予定の4つのマーベル・アニメは継続するが、マーベル・テレビジョンによる新たな作品はないとの事。詳しくは海外ドラマNaviが伝えている。


From 海外ドラマNavi
同社のTV部門は、12月10日(火)次のような声明を発表。「現在製作中のマーベルTVプロジェクトを終了することを決定しましたが、今後さらなる新作の製作は行いません」

今現在、撮影が行なわれている作品はそのまま残りも製作されるが、今後新たに製作されるものはないという。その結果として、スタッフも大量に解雇されたと関係者は語っている。



TV部門を取り巻いたこの数カ月の混乱と不安定な状況に続き、多くのアニメーションや実写映画の製作が曖昧になったり、お蔵入りになったりしたことや、長年クリエイターを務めた立役者ローブの退社、そしてマーベル映画のボスであるケヴィン・ファイギの組織のさらなる拡大など様々な出来事の後の結果のようだ。


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Source: Drama Navi.net, Deadline