Disney+のマーベル番組は映画に匹敵する予算、マーベル・テレビジョンはドラマを廃止し、アニメ特化に






Varietyが今後のマーベル番組について報じているとIGNが伝えた。記事によるとマーベル・スタジオによるDisney+の作品はMCU映画と同じくらいの予算がかけられるそうだ。

マーベル・テレビジョンは実写版の制作を段階的に廃止していくらしい。今回のソースとなるVarietyにはマーベル・テレビジョンは今後"アニメ作品に特化するだろう"と書かれている。

From IGN
…マーベル・スタジオは映画作品規模の予算をDisney+のプロジェクトそれぞれに当てることにしている、とVarietyが報じている。実際の数字で約1億~1億5000万ドル、各シーズンが6~8エピソードだとすると、1エピソードの予算はおよそ1200万~2500万ドルということになる。…

…マーベル・テレビジョン(マーベルのテレビ事業部門。Netflix番組、Huluの『マーベル ランナウェイズ』と『エージェント・オブ・シールド』を制作)は実写版の制作を段階的に廃止していくことになるものと思われる。ファイギはMCUのキャラクターと「かなり多額の予算」を使うことができるため、ジェフ・ローブのテレビ番組部門はファイギのマーベル・スタジオと同種のプロジェクトで競合することは難しい、とVarietyは報じている。…


ABCの「エージェント・オブ・シールド」は次のシーズン7で終了、それ以外のマーベル・テレビジョンのドラマは、Hulu「ランナウェイズ」とFreeform「クローク&ダガー」だが、「クローク&ダガー」のシーズン3への更新は発表されていない。

Huluと企画しているドラマは2作品あったが、その1つ「Ghost Rider/ゴーストライダー」は先日中止が発表され、もう1つの「Helstrom/ヘルストロム」(2020年、米配信予定)のみになっている。

マーベル・テレビジョンによるアニメ作品では「Howard the Duck/ハワード・ザ・ダック」「MODOK/モードック」「Hit-Monkey/ヒットモンキー」 「Tigra and Dazzler/ティグラ・アンド・ダズラー」の4作品がHuluで配信予定で、Netflixドラマの「ディフェンダーズ」のように、それら4作品の主人公が集結する「The Offenders/オフェンダーズ」も予定されている。これらのアニメは大人向け作品。




この報道が正しいとしてマーベル・スタジオのみが実写作品をこれから手掛けていくなら、打ち切られた作品をなんとかして欲しい。「インヒューマンズ」に関しては、なかった事にしてリブートでもかまわない。



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Source: Variety, IGN