トム・ホランドとケヴィン・ファイギ、スパイダーマンがMCUより離脱したと受け取れる発言、沈黙破る






現地時間8月24日、カルフォルニア州アナイハイムで開催されているD23 Expoにて、スパイダーマン役のトム・ホランドとマーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギがスパイダーマンがMCUから離脱するのを認める発言をしたとIGNが伝えている。

その記事ではEntertainment Weeklyとのインタビューが紹介されており、ホランドは「今後もスパイダーマンを演じ続ける」と言い、ファイギは「描きたかった物語は書いた」と話す。

MCUで5作品作ったとホランド、続けて「僕がわかっているのは、今後もスパイダーマンを演じ続け、最高の時間を過ごすってこと。どういう形を選ぶにしろ、楽しくなると思うよ」と言い、「スパイダーマンの未来は違ったものになる。でも、同じくらい最高で素晴らしくなる。今よりももっとクールになる新しい方法を見つけるよ」と今後について話した。

ファイギは「MCU内で5本の映画を作りました。単独映画を2本、アベンジャーズとの映画を3本です。実現するとは夢にも思わなかったことでした。永遠に続くことは不可能だったんです。これができる時間が限られていることはわかっていましたし、描きたかった物語は描きました」言い、「いつまでも感謝しています」と述べた。

ホランドはD23の会場では、声優を務めるピクサー最新作「2分の1の魔法」のプロモーションのために登壇。そこでは直接スパイダーマンに言及することはなかったが、「クレイジーな一週間だったけど、心の底からファンのみなさんに感謝しているということを知ってほしい。みなさんを3000回愛しています」と述べていた。

スパイダーマン単独映画第3弾については、ジョン・ワッツが監督を続投するかは決まっておらず、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」の脚本家クリス・マケナとエリック・サマーズが書いているとDeadlineが伝えている。

トム・ホランドの契約本数は6本で、ホランドやファイギがいうように5本消化された。




ソースとしたIGNの見出しは「トム・ホランドとケヴィン・ファイギ、スパイダーマンのMCU離脱を認める」である。ハッキリ「離脱」と明言していないのがむずがゆい。ゆえに記事の見出しは上のようにしたが、「今の所、離脱とみなして取り扱うのがいい」と感じた。

UPDATE: 2019/08/26
Cinema Todayは「スパイダーマンのMCU離脱に「語りたかった物語は語った」 マーベル・スタジオ社長がコメント」という見出しでこのインタビューを伝えた


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Source: IGN (1)(2), Deadline, Comic Book