ディズニーがHuluの経営権を獲得、子会社化へ






米ウォルト・ディズニーは14日、動画配信サービスHuluの経営権を取得した事を14日に発表した。コムキャストが保有する33%のHulu株を5年後以降に買い取り、全株を取得する。経営権は即時に譲り受けることでコムキャストと合意した。




これを受け、「Huluの現状や今後」、「他社の動向」、「日本ではどうなるか?」といった報道がなされている。

IGN
HuluはライバルのAmazonとNetflixに後れを取っているが、近年にはプラス成長を見せている。最近、Varietyはディズニーのクリスティン・マッカーシーCFO(最高財務責任者)はHuluの契約者数が2024年には6000万人になると予測したと報道している。この数字は現在の2680万人からの大幅な増加となる。


IT Media
Disneyは11月から米国で独自の定額制動画サービス「Disney+」の提供を開始する計画だ。競合するHuluをどう扱うのか注目の集まるところだ。


Nikkei
ディズニーに続いて、ワーナーメディアやコムキャスト傘下のNBCユニバーサルも独自の動画配信サービスの立ち上げを準備中だ。メディア企業が各自配信サービスを立ち上げ、コンテンツの囲い込みにカジを切る中、メディア大手が共同で設立したHuluは役割を大きく変えようとしている。


Abema
ITジャーナリストの三上洋氏は「ディズニーは最強のコンテンツホルダー。プラットフォーム事業もやるのなら、自社コンテンツ独占で価値を高める可能性は高い」と指摘。一方、消費者にとっては「サービス1つでどんなコンテンツも見放題というのは難しそう」との見方を示した。

なお、日本のHuluは日本テレビが買収し運営が異なるため、影響がどこまであるかは今後の動きに注目だ。




日本の場合どうなるのかが一番知りたい


Source: IT Media, Nikkei, IGNAbema