ディズニーのフォックス買収完了による映画「X-Men」&「ファンタスティック・フォー」の今後






米ウォルト・ディズニー・カンパニーが21世紀フォックスの買収を完了した。一環として「X-Men」や「ファンタスティック・フォー」の映画化権がマーベルに戻った。今後についてThe Hollywood Reporterが報じ、Cinema Todayが伝えている。これまでかくにんされているのは「デッドプール」で、ディズニーCEOのボブ・アイガーが「デッドプール」シリーズはR指定のままに残すつもりだと発言している。

6月21日に公開される「X-MEN:ダーク・フェニックス」が買収完了後、初の「X-Men」映画となる。「ニュー・ミュータンツ」(監督はジョシュ・ブーン)が全米8月に公開予定とされているが、以前から劇場公開されずHuluで配信とも言われている。今回の情報によると最終的にはHuluか米で今年後半に開始予定のストリーミングサービス「Disney+」で配信される可能性もあるらしい。

「ファンタスティック・フォー」については、ヴィランのドクター・ドゥーム単独映画の企画があるが、不明である。今月、脚本を担当するノア・ホーリー(X-Menドラマ「レギオン」製作総指揮)がマーベル・スタジオ社長ケヴィンと面会したと明かし、まだゴーサインは出ていないと報じられている。

注目されるMCUでのデビューについては、少なくとも2021年以降になる見通しとの事。脚本が用意されファイギがゴーサインを出さない限り制作はスタートしないそうだ。




これが今後の映画「X-Men」と「ファンタスティック・フォー」関連の新しい情報となっている。

「ニュー・ミュータンツ」はどんな形にしろ生き延びて、「ドクター・ドゥーム」がまだわからないといった所か。MCU入りに関してはファイギからの発表を楽しみに待ちたい。


Source: The Hollywood Reporter (1) (2), Cinema Today