ザック・スナイダー時の映像やストリーボードにあったバットマンシーンを組み合わせたファンメイド映像「ジャスティス・リーグ: ブラックスーツ・エディション」






2017年に公開された「ジャスティス・リーグ」。監督であったザック・スナイダーが家族の不幸により途中降板し、再撮影や編集は再撮影の脚本を書いた「アベンジャーズ」のジョス・ウェドン監督によって行われた。公開された映画は「バットマンVSスーパーマン」よりも批評家には受け入れられ、観客の中にも良くなったという声が見られる。しかし、興収には反映せずシリーズ最下位と悲惨な結果であった。

スナイダー監督のヴィジョンを継承すると言いながら、公開されたバージョンはスナイダー監督などの証言から、当初の予定よりもかなりの変更がなされている事が判明した。また、公開版のカラーグレーディングはスナイダー監督時のトレーラーと比べると明るくなり別の物で、スナイダー時のDCEUを愛するファンからすると「これではない」という作品であった。スナイダー監督のファンは再撮影前の「ジャスティス・リーグ」スナイダー版がリリースされる事をずっと望んでいるが、ワーナーにその気配はない。

あるファンが作った映像に「ジャスティス・リーグ: ブラックスーツ・エディション」がある。新たに公開された映像はステッペンウルフとの決戦地ロシアでの戦闘。バットモービルのシーンからステッペンウルフ戦に入るまでが描かれている。スナイダー時の映像と劇場版の映像を使い、ストーリーボードやコンセプトアートにあったバットマンが対空兵器で戦うシーンを独自に作成し組み合わせた映像だ。カラーグレーディングも暗めになっている。


Justice League: Black Suit Edition (fan edit) - Race to the Tower clip


「ジャスティス・リーグ」はDCEU最低の興収であったが、その次の作品で現在公開中の「アクアマン」が大ヒットしており、世界興収は11憶ドル越え、DCEUの存在を強くアピールしている。今後のDCEUは「アクアマン」のような単独映画を重視していく。「ジャスティス・リーグ」続編の予定は今はない。




以下は上記に以前に公開された映像

Justice League: Black Suit Edition (fan edit) - Trailer

Wonder Woman Rescue - Justice League: Black Suit Edition clip


Source: Heroic Hollywood