ジャレッド・レト、「ジョーカー」製作阻止を試みたとの報&報道の一部をデヴィッド・エアー監督が否定






「スーサイド・スクワッド」(2016)でジョーカーを演じたジャレッド・レトが、公開中の「ジョーカー」の製作を阻止しようとしていたとThe Hollywood Reporterが報じた。ホアキン・フェニックスが自分と同じジョーカーを演じる事に憤慨したらしい。また、記事には「ジョーカーとしてのレトの期間は終わったようだ(Leto’s days as the Joker likely are over)」と記しされている。

その内容の一部、レトの行動をMTVが伝えている。

From MTV
すっかり"ジョーカーは自分のもの"モードに入ってしまっていたジャレッドは、ワーナー・ブラザースが自分以外の俳優をジョーカー役に当て『ジョーカー』の製作にゴーサインを出したことが気にくわなかったのだという。

情報筋によれば、『ジョーカー』製作の話を嗅ぎ付けたジャレッドは、「CAAで自身と(同作の)トッド・フィリップス監督のエージェントを痛烈に批判しただけでなく、音楽活動上のマネージャーであるアーヴィン・エイゾフにワーナーの親会社の代表に電話をかけるように指示を出した。というのも、『ジョーカー』の製作を止めるように直談判しようとしていた」のだった。


報道の一部をデヴィッド・エアー監督が否定

The Hollywood Reporter記事には「スーサイド・スクワッド」の監督デヴィッド・エアーがレトの演技に満足できなかったために、レト演じるジョーカーのシーンをカットし、出番は10分だったという記述がある。それに対してエアー監督は「正確でない情報だ。そんな事は言ってないしやってない」と記事を否定した。



エアー監督は2017年にはエアー監督自身がジョーカーをメインヴィランにするべきであったとツイート。翌2018年にはトレーラーにあったジョーカーの本編にはないシーンがどんな内容であったのかを説明するツイートをしている。「スーサイド・スクワッド」は「バットマンVSスーパーマン」へのトーンへの批判からワーナー・ブラザースが当初のトーンを変更し、劇場公開版が生まれるまで色々とあった作品であった。(詳しくは下記ツイートの記事)



今回「ジョーカーとしてのレトの期間は終わったようだ」と報じられているようにレトがジョーカーを再び演じる企画は現在ない。ジャレッド・レトに関しては先日も「ジョーカー」製作されたことに、疎外された気持ちになり動揺したという報道があり、レトのジョーカーに関して悪いニュースが続いている。




エアー監督が否定しているので、全てが正しい情報ではない。

しかし、レトのジョーカー企画破棄やスパイダーマン・スピンオフ映画「モービウス」の主演に決まった理由を考察するには参考となる記事だ。「なぜこうなったか?」と疑問をもっていたファンも多いはず。


Joker (Original Motion Picture Soundtrack)
Watertower Music (2019-10-02)
売り上げランキング: 34



Source: The Hollywood Reporter, MTV, Indie Wire