北米週末興収、「ワンス・アポン・ア・タイム」、タランティーノ作品歴代1位のオープニング興収でデビュー






7月26日から28日の北米週末興収をBox Office Mojoが発表。ディズニーの「ライオン・キング」(ロッテントマト:57%、CinemaScore:A)が首位をキープし7660万ドルで第1位であった。世界興収は9憶6850万ドルに。

新作ではクエンティン・タランティーノ監督、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが共演する「ワンス・アポン・ア・タイム」(ロッテントマト:84%、CinemaScore:B、日本:2019年8月30日公開、製作費:9000万ドル)が第2位、4035万ドルでデビューした。このオープニング興収はタランティーノ作品では歴代1位の結果で、これまでタランティーノ作品歴代1位であった「イングロリアス・バスターズ」3807万ドルを上回った。

日ソニー・ピクチャーズもこの結果を伝えている。

クエンティン・タランティーノ最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』ついに全米公開!オープニング成績タランティーノ作品歴代No.1大ヒット!

クエンティン・タランティーノ 9 作目の長編監督作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が7月26日(金)に全米で公開され、興行収入4,035万ドルの大ヒットとなり、タランティーノ史上最大のオープニング成績を飾りました。過去のタランティーノ作品で最大オープニング成績だったのは、2009年8月23日公開の『イングロリアス・バスターズ』の3,807万ドルでした。

5月の第72回カンヌ映画祭でワールドプレミアとなった本作は、全米公開までの2か月間その全貌はヴェールに包まれていましたが、ついに全米公開となり、多くのタランティーノ・ファン、映画ファンが映画館に詰めかけました。

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の舞台は1969年のロサンゼルス。レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという2大スターを初共演させ、二人の友情と絆を軸にハリウッド黄金時代の光と闇に迫った話題作です。

本作のプロデューサーデヴィッド・ハイマン(『ハリー・ポッター』シリーズ、『ゼロ・グラビティ』)が「クエンティン作品の中でも極めてユニークかつ最も感情がこもった作品」というだけあって、タランティーノが、実際に自分が育った当時のハリウッド、そしていまや失われてしまったハリウッドを描き、5年の歳月を費やして脚本執筆。タランティーノ監督は常日頃から「映画を10作撮ったら監督を引退する」と公言し、本作はタランティーノの「最後から2番目の監督作」とされていましたが、本作完成後のキャンペーン中には「この作品で最後にする」とタランティーノ自身の口から発せられるほど、彼の映画人生を賭けた渾身の作品です。

また、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』はこの夏公開されるスタジオ作品の中で唯一のオリジナル脚本作品であり、シリーズ大作やリメイクがメインストリームである現在のハリウッドに対して、監督、脚本、製作を一手にこなすフィルムメイカー タランティーノが一矢報いる形のヒットであるともいえます。


映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』予告2

リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は人気のピークを過ぎたTV俳優。映画スター転身の道を目指し焦る日々が続いていた。そんなリックを支えるクリフ・ブース(ブラッド・ピット)は彼に雇われた付き人でスタントマン、そして親友でもある。目まぐるしく変化するエンタテインメント業界で生き抜くことに精神をすり減らしているリックとは対照的に、いつも自分らしさを失わないクリフ。パーフェクトな友情で結ばれた二人だったが、時代は大きな転換期を迎えようとしていた。そんなある日、リックの隣に時代の寵児ロマン・ポランスキー監督と新進の女優シャロン・テート(マーゴット・ロビー)夫妻が越してくる。今まさに最高の輝きを放つ二人。この明暗こそハリウッド。リックは再び俳優としての光明を求め、イタリアでマカロニ・ウエスタン映画に出演する決意をするが―。

レオナルド・ディカプリオ/ブラッド・ピット/マーゴット・ロビー/エミール・ハーシュ/マーガレット・クアリー/ティモシー・オリファント/ジュリア・バターズ/オースティン・バトラー/ダコタ・ファニング/ブルース・ダーン/マイク・モー/ルーク・ペリー/ダミアン・ルイス/アル・パチーノ



今週の新作はドウェイン・ジョンソン&ジェイソン・ステイサムによる「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」、8月2日に日米同時公開。

『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』最終予告映像


全世界累計興収5000億円を突破という規格外の人気を誇り、常識にとらわれないスケール、アクションの代名詞といえるシリーズへと成長したワイスピ最新作が『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』が8月2日(金)全国超拡大ロードショーとなります!

ワイルドなスタイルで超重量級のクルマを操る追跡のプロ元FBI特別捜査官 ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)と、クールなスタイルで超高級なクルマを駆る規格外の男元MI6エージェント デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)というワイスピファンにはおなじみの2人を主役に迎えた新たな戦いの幕開け!

ワイスピ史上最高のアクション✕かつてないスケール✕ハリウッド大注目の監督×豪華キャスト×超人気シリーズというスーパーコンボで、ワイスピの熱いドライブは止まらない!!

キャスト:ドウェイン・ジョンソン/ジェイソン・ステイサム/イドリス・エルバ/ヴァネッサ・カービー/ヘレン・ミレン
監督:デヴィッド・リーチ(「ジョン・ウィック」「アトミック・ブロンド」「デッドプール2」)
脚本:クリス・モーガン(「ワイルド・スピード」シリーズ)


Source: Box Office Mojo, Sony Pictures Press Release