北米週末興収「メン・イン・ブラック」新作が首位デビューするも予測を下回る、「X-Men」最新作は前週比72.6%ダウン&「名探偵ピカチュウ」ゲーム原作映画で北米第1位に






6月14日~16日の北米週末興収が発表された。第1位は新作「メン・イン・ブラック:インターナショナル」で2850万ドル。ソニーの予測は3000万ドルでわずかに下回ったとThe Wrap。シリーズでは最低のデビューで過去3作品のオープニング興収は全て5000万ドル以上であった。北米外の地域では7300万ドル、世界興収は1億220万ドルとなっている。「メン・イン・ブラック:インターナショナル」のロッテントマトは24%、CinemaScoreはB。製作費は1憶1000万ドル。日本の映画ランキングでは第2位でデビュー、1位は実写版「アラジン」。

もう1本の新作は第6位でデビューしたサミュエル・L・ジャクソン主演の「シャフト」で830万ドル。1500万ドル~2000万ドルと予測されていたが予測を下回った。「シャフト」のロッテントマトは35%、CinemaScoreはA。この映画は2000年に公開された同名「シャフト」の続編で6月28日よりNetflixで配信開始。

先週第2位でデビューした「X-Men:ダーク・フェニックス」は今週4位で900万ドル。前週比72.6%ダウンと急落した。北米以外の地域では1億5250万ドル、世界興収は約2憶430万ドルとなった。この映画の製作費は2憶ドルと言われている。

第2位は先週1位だった「ペット2」2380万ドル、3位は実写版「アラジン」の1670万ドル、第5位はタロン・エガートン主演の「ロケットマン」で880万ドル。「X-Men:ダーク・フェニックス」は今週6月21日に日本公開、「ペット2」は7月28日に日本公開、「ロケットマン」は8月23日に日本公開される。

公開後これまでトップ10入りをしていた「アベンジャーズ/エンドゲーム」と「名探偵ピカチュウ」はトップ10から外れる。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」は第11位で350万ドル、世界興収は27憶4250万ドルとなった。世界興収歴代第1位は「アバター」の27憶8800万ドル。

「名探偵ピカチュウ」は13位で128万ドル。この映画はゲーム原作映画の北米興収ではすでに歴代第1位となっている。「名探偵ピカチュウ」の北米興収はこれまで1憶4000万ドルを超えており、6月上旬にはそれまで第1位であった「トゥームレイダー」(2001)の1億3100万ドルを上回っている。ゲーム原作映画の北米興収記録を塗り替えた。世界興収は4憶2000万ドル。

今週は「トイ・ストーリー4」(現在ロッテントマト支持率100%、日本公開日:7月12日)とリメイク「チャイルド・プレイ」(日本公開日:7月19日)が全米公開。どちらもおもちゃが主人公のお話。




「MIB:インター」が駄目でも、ソニーには「ファー・フロム・ホーム」がある。



UPDATE
「シャフト」の日本版トレーラーが出たので差し替えた


映画『メン・イン・ブラック:インターナショナル』予告4


『シャフト』予告編 - Netflix


あの伝説の私立探偵ジョン・シャフト (サミュエル・L・ジャクソン) が帰ってきた! シャフトはサイバー犯罪専門家の息子ジョン・シャフト・ジュニアから協力を依頼され、ニューヨークのハーレムで共に凶悪犯罪の捜査にあたることに


映画『X-MEN: ダーク・フェニックス』特別映像 “セレブレーション”



「トイ・ストーリー4」日本版予告


『チャイルド・プレイ』予告



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Source: The Wrap, Box Office Mojo, Reuters, Kogyotsushin