「X-Men:ダーク・フェニックス」監督、振るわない興収は「私の責任」&金曜日の北米興収は先週の公開日と比べ83.2%ダウン
「X-Men」映画シリーズ最新作「X-Men:ダーク・フェニックス」。先週第2位で北米デビューするが、そのオープニング興収は残念ながらシリーズ最低のオープニング興収であった。ロッテントマトでの支持率もシリーズ最下位となっている。
この映画の監督/脚本であるサイモン・キンバーグはKCRWのポッドキャスト「The Business」にて、責任は自分にあると語った。キンバーグ監督はこれまで製作や脚本で「X-Men」シリーズに携わっていた人物で、この「ダーク・フェニックス」が監督初作品である。
「私は監督/脚本だ。観客と結びつかなかったのは私の責任です」とキンバーグ監督は話した。
金曜日の北米興収は第7位、公開日と比べ83.2%と急落
北米週末興収に含まれる14日(金)の結果が出ており、「ダーク・フェニックス」の興収は234万ドル。公開を開始した7日(金)の1400万ドルと比べると83.2%ダウンと急落した。Foxのマーベル映画で失敗した作品には2015年のリブート「ファンタスティック・フォー」があるが、Forbesは製作費の違いから「ダークフェニックス」はより大きな損失となる可能性があると伝えている。
リブート「ファンタスティック・フォー」の製作費は1億2000万ドルで、北米興収は5600万ドルで世界興収は1億6700万ドルであった。「ダーク・フェニックス」の製作費は2憶ドルと言われており、現在の北米興収は4500万ドルで世界世界興収は1億4800万ドルとなっている(「ダーク・フェニックス」の興収はBox Office Mojo調べ)。
「X-Men:ダーク・フェニックス」は6月21日に日本公開、北米週末興収ランキングは日本時間で月曜の朝までに発表される。
*修正:今週金曜日→金曜日
物事が上手くいかなかった場合、責任が追及される。この映画では「私は関わっていない」とか公開日延期の裏側といった事が報じられた。だが上記のようにキンバーグ監督が責任を引き受けているので、追及はこれで終結するかもしれない。
文藝春秋 (2019-06-11)
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Source: KCRW via Deadline, Forbes