ジェームズ・ガン監督「スーサイド・スクワッド」新作の脚本について、これほど楽しんで脚本を書いたのは「ドーン・オブ・ザ・デッド」以来






ジェームズ・ガン監督が「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」第3弾からの解雇時や再雇用時についてDeadlineに語ったとEiga.comIGNが伝えている。

昨年7月、ガン監督は過去のツイートが発掘され、その内容が不適切だとしMCU「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」第3弾(以下「GotG」)の監督から解雇された。その後ウォルト・ディズニー・スタジオのアラン・ホーン会長と複数回の面会を経て、今年3月に「GotG」第3弾への再雇用が発表、ガン監督の謝罪や状況への対応の結果、解雇が覆ったと報じられた。

「GotG」第3弾から解雇された時は「キャリアが終わった」と感じたらしい。「それまでの人生でもきついときはあった。依存症を絶とうとしていたとき、友人が自殺したときなどだ。でも、今回は非常にきつかった。すべてがなくなってしまった、キャリアが終わったと感じたよ」と話している。

過去のツイートに関しては「誰も責めてはいない。自分が公の場で言ったジョークや、ユーモアのターゲットの仕方についてしばらく反省した。私が投稿した内容が配慮に欠けていて、思いがけない結果を招いてしまったからね。私が言ったことで誰がか傷ついたことは今でも私の責任だし、私の発言は十分な思いやりに欠けていた。そのことを後悔しているし責任は取る」とガン監督。解雇時のディズニーの判断については「ディズニーは私を解雇する権利があったし、これは発言の自由の問題ではない。スタジオは私の発言を快く思わず、彼らは私を解雇する権利があるんだから議論の余地はないよ」とディズニーが解雇した理由を認めている。

この他にもガン監督は「グルートは私の飼い犬のような存在です。全く異なる形でグルートを愛しています。ロケットは自分と共通点もあって、思い入れがあります。彼のストーリーはまだ終わっていないと感じるんです」とロケットへの思いを語っている。

ガン監督は解雇から再雇用の間にDCEU「スーサイド・スクワッド」新作「The Suicide Squad/ザ・スーサイド・スクワッド」の監督/脚本に決まった。その脚本についてガン監督は「『スーサイド・スクワッド』は、あっという間に流れ出した感じだ。これほど楽しんで脚本を書いたのは、『ドーン・オブ・ザ・デッド』以来かもしれない」と執筆を楽しんだと語る。「ドーン・オブ・ザ・デッド」は「マン・オブ・スティール」「バットマンVSスーパーマン」の監督であるザック・スナイダー作品で、スナイダー監督の長編映画デビュー作である。

「ザ・スーサイド・スクワッド」は2021年8月6日に全米公開、「GotG」第3弾は「ザ・スーサイド・スクワッド」を完成させてから着手することになっており、2020年に撮影開始と伝えられている。





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Source: Eiga.com, IGN (1),(2)