ソニー、「スパイダーバース」クリエイターとマーベルドラマシリーズ製作へ、「ヴェノム」「スパイダーバース」の興収も発表
ソニーが経営方針説明会を5月21日開催し、説明会の資料を公開した。その中にはソニーが権利を保有するマーベルキャラクターについての今後や昨年公開された映画の興収についてが書かれている。
ソニーは「スパイダーマン:スパイダーバース」の製作総指揮を手がけたクリエイターと5年間の包括的な契約を結び、テレビ番組制作会社ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンにて、マーベル・コミックをベースとする新作ドラマシリーズを製作する事を先日発表したと伝えている。
先日報じられたのは製作を務めたフィル・ロードとクリス・ミラーが、ソニー・ピクチャーズと大型契約したという報道であった。Eiga.comが伝えたThe Hollywood Reporter情報では、ロードとミラーがソニー・ピクチャーズ・テレビジョン向けに、コメディやドラマ番組の企画開発を行い、マーベルキャラクターを生かしたアニメ番組の開発にも着手するという情報であった。ソニーによる資料では製作総指揮でドラマシリーズとなっている。
昨年全米公開された「ヴェノム」と「スパイダーマン:スパイダーバース」(日本では2019年3月だったが、全米では2018年12月公開)の世界興収は、「ヴェノム」が8億5610万ドルで、 「スパイダーバース」は3億7580万ドルであったとの事。公式発表はBox Office Mojoの調査よりもわずかに多い。Box Office Mojoでは「ヴェノム」は8億5501万ドル、「スパイダーバース」 は3億7545万ドルとなっている。
ソニーによるスパイダーマン映画はジャレッド・レト主演の「モービウス」が撮影中、ソニー&マーベルによるMCU作品「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」が6月28日に日本公開。アカデミー賞の長編アニメーション賞を受賞した「スパイダーマン:スパイダーバース」のブルーレイ&DVDは8月7日にリリース。
THRとBox Office Mojo、共に信頼できる所であるが、公式情報とは若干違うというのを紹介してみた。
『スパイダーマン:スパイダーバース』映像特典付予告編
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Source: Sony, Eiga.com