ソニー、「スパイダーマン」関連作品について、映画やテレビで7~8年かけ発展させる予定と明かす






ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメントのトニー・ビンチーケラ会長とソニー・ピクチャーズ・テレビジョンのマイク・ホプキンス会長が、Varietyに対して、「スパイダーマン」の関連作品の今後について語った。ソニーは今後の方向性について明確なビジョンを持っているようだとIGN

From IGN
ソニーが、約7年かけてマーベルの映画&テレビシリーズを手掛ける計画を示唆

「今後7~8年にかけてどのように作品を取り扱うかについては、映画だけでなくテレビ番組も検討している。テレビジョングループは、ソニーが発展させていく予定のユニバースのキャラクターたちを主役にした作品を手掛けていくだろう」

ホプキンスによるとテレビ側の製作チームは、どのキャラクターをシリーズの主役にするか決める段階においては、かなり作業を進めているともコメントしている。

「我々はマーベル関連のコンテンツを数多く進めているが、これまでにマーベルの知的財産をもとにしたテレビ番組を手掛けたことがないため、ソニーにとって巨大で革新的な何かをもうすぐ市場に送り出すこととになるだろう。それは、ソニーが取り組んでいるなかでも重要な作品だ。そして、個々の作品が作用し合えるユニバースで複数の番組を製作し、それを実現させるためにパートナーと協力できたらと考えている」

マーベルの番組を押し進めるために、ソニーがNetflixやHuluといった配信サービスと提携するつもりなのかどうかは不明だ。ホプキンスはその候補として、ディズニーの新配信サービスDisney+の可能性も否定していないと報じられている。





今後、どのキャラクターを映像作品にしていくのかは明かされなかった。正式発表を楽しみに待ちたい。「ヴェノム」の興行が成功、「スパイダーマン: スパイダーバース」がアカデミー長編アニメ映画賞を受賞した事により、ソニーが作るマーベル原作の映像化作品に期待しているファンも多いはずだ。

これまでの情報では来年2本の実写映画が予定されている。1つはジャレッド・レト主演「モービウス」で、2020年7月31日全米公開。「ヴェノム」続編が2020年10月2日に全米公開日と見られている。アニメーション作品では、現在公開中の「スパイダーマン: スパイダーバース」続編や女性キャラのスピンオフが進行していると報じられた。


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