「ジョン・ウィック」第3弾、前作のオープニング興収を上回り、首位でデビュー、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の北米興収が「アバター」越え<UPDATE>






5月17日~19日の北米週末興収が発表され、「ジョン・ウィック:パラベラム」が第1位5700万ドルでデビューした。前作「ジョン・ウィック:チャプター2」(2017)のオープニング興収3000万ドルを大きく上回り、この時点でシリーズ第1弾「ジョン・ウィック」(2014)の北米累計興収4300万ドルを超えている。

UPDATE
世界興収の結果も出た。Box Office Mojoによると北米以外の国で9200万ドル、世界興収は現在1億4900万ドル。「チャプター2」の世界興収は1億7100万ドルであった。*記事を書いた時点では北米興収のみであった

「ジョン・ウィック:パラベラム」のロッテントマトのトマトメーターは89%、出口調査のCinemaScoreはA-と批評家・観客共に高く評価。第4弾の可能性もあり、IGNは、このシリーズの監督であるチャド・スタエルスキが全米公開前にRedditにて「第3作はどうやってシリーズを拡大して、単に規模が大きくてカッコイイだけじゃない、何かクリエイティブな作品をどう観客に届けるか考えなくちゃいけなかった。第4作は、間違いなく一番困難になるだろう」とコメントし、次回作の製作を示唆したと伝えている。

3週連続首位であった「アベンジャーズ/エンドゲーム」は第2位で2940万ドル。北米興収の累計は7憶7000万ドルに到達、「アバター」の7憶6000万ドルを超え、北米興収歴代2位の映画となった。世界興収は26憶1000万ドル。

第3位は先週1位で北米デビューした「名探偵ピカチュウ」で2480万ドル、北米累計興収は9400万ドルになった。




「ジョン・ウィック:パラベラム」は良いスタート。「エンドゲーム」は2位となったが、素晴らしい記録を出し続けている。


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Source: The Wrap, Box Office Mojo, IGN