X-Menの今後はディズニー次第、「ニュー・ミュータンツ」Hulu配信の噂については「嫌だ」とプロデューサー回答






X-Men映画やドラマなどの製作総指揮やプロデューサーであるローレン・シュラー・ドナー。テレビ批評家協会のプレスツアーのパネルで今後のX-Menシリーズについて語ったとIGNが伝えている。ディズニーが21世紀Foxを買収する事により、プランが変わったようだ。

予定されている「ガンビット」「X-Force」「キティ・プライド」についてドナーは「それはディズニーが決めることです。少なくとも、これまでの進捗が順調で、我々フォックス側では誰もが一生懸命取り掛かってきました。しかし、後はディズニー次第です」と繰り返し強調したとの事。

延期されているジョシュ・ブーン監督作の「ニュー・ミュータンツ」について、ドナーはいずれ封切されると「聞いている」が、現在のX-Men映画の舵を取っているサイモン・キンバーグに「委ねられている」と語る。

「ニュー・ミュータンツ」は劇場公開ではなくHuluで配信という噂があるが、ドナーはHuluでの配信ではなく劇場公開を望んでいるようだ。「スタッフたちは本当に努力してきたので、劇場公開を望んでいます。私はそのアイデアを気に入っています。最初は子供向け映画として企画がスタートしましたが、のちにホラー映画という方向へと変わりました。それは良いアイデアだと思います。本当に劇場で公開されることを願っています。Huluに回されたら嫌ですね」と答えた。

次のX-Men映画は「X-Men:ダーク・フェニックス」で日本公開は2019年6月。これがFoxによる最後の劇場公開されるX-Men映画になる可能性がある。





この他にもドナーは今後の公開本数についても語っており、ディズニーに渡った後、潰し合わないかと危惧している。「問題は、一度にマーベルの『X-MEN』のスーパーヒーロー映画をたくさん公開するわけにはいかないことです。数が多すぎると、お互いを食ってしまいますからね」「それぞれがユニークでなければなりませんが、『アベンジャーズ』の話も進めないといけない。続けないといけない正史のストーリーがたくさんある一方で、新作も待ち望まれています。映画の数は4本を超えることはできないと思います。4本も公開したら、食傷気味にもなるので、慎重になる必要があります。ケヴィン(ファイギ)は慎重でなければならないのです」。


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Source: IGN