「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」、コンセプトアートやフィギュアでゴジラやモスラなどを披露




昨日、東京コミコンで行われた「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」のトークショー。その映像や内容、フィギュアの見本が公開されている。トークショーには監督のマイケル・ドハティが登壇した。

トークショーの模様はIGNが公開している。トークショーでは監督のトーク以外にもコンセプトアートが公開され、モスラ、ラドン、ゴジラVSキングギドラの順で公開された(17:50~)。

今作のゴジラについて、ドハティ監督は前作のギャレス版ゴジラとのデザインの違いをフィギュアで説明。ギャレス版を踏襲しようと考えたが、54年版ゴジラの背びれを採用したと語る(15:00~)。キングギドラについては3つの首それぞれに個性があるとの事、中央がリーダ格で一番頭が良く、その左右の首は中央ほど頭が良くないとの事だ。(25:30~)。モスラとラドンについては以下。



From IGN
会場では『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』に登場するモスラ、ラドン、キングギドラのコンセプトアートも披露された。モスラはお馴染みのずんぐりとした姿ではなく、足と胴体が細い、昆虫に近い姿となっている。この造形を作り上げる上で蛾を詳細に研究したという監督は「モスラは怪獣の女王なので、美しいと感じられる姿にしたつもり」とデザインの意図を明かしている。さらにモスラの羽には大きな目の模様があるが、これは怪獣の王であるゴジラの目をイメージしているという。今回公開されたのはあくまでコンセプトアートだが、監督は「完成版はもっと美しい。もちろん、幼虫バージョンも出てきますよ」と予告してファンを喜ばせた。

続いてコンセプトアートが公開されたラドンは、「火山の中で冬眠しているところを発見される」という設定になっているようだ。デザインという点では、火山の熱に耐えられるように皮膚が硬化しているのが特徴。


IGNの動画では残念ながらトークショーで公開された最新映像は権利の都合カットされ確認できない(28:00~)。だがしかし…



けれども似たようなのを、どこかで見た記憶がある。注目すべきは最後に表示される「FULL TRAILER COMING SOING(新トレーラーもうすぐ公開)」なのだろう。


S.H.MonsterArts ゴジラシリーズ


BANDAI SPIRITの魂ネイションズはS.H.MonsterArtsのゴジラ、モスラ、ラドン、キングギドラを紹介。その他にも約2mのゴジラ立像が確認できる。














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監督はマイケル・ドハディ(「クランプス 魔物の儀式」)。前作の渡辺謙とサリー・ホーキングが続投し、カイル・チャンドラー、ベラ・ファーミガ、ミリー・ボビー・ブラウンを主要キャストに起用。アイシャ・ハインズ、オシェア・ジャクソン・Jr.、チャールズ・ダンス、チャン・ツィイーらが共演。チャン・ツィイーが巨大生物に関する調査や研究を行う秘密機関モナーク(MONARCH)の重要人物を演じると伝えられている。

「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」は2019年5月31日に公開。

この映画はモンスターバースと呼ばれるいう映画シリーズの第3弾。第1弾は「GODZILLA ゴジラ」(2014)、第2弾は「キングコング: 髑髏島の巨神」(2017)。第4弾の「Godzilla vs Kong(ゴジラVSキングコング)」は2020年全米公開予定で現在撮影中。日本からは小栗旬の出演が発表されている。


Source: IGN, IGN Japan(Youtube), @t_features(Twitter)