「ファンタスティック・ビースト」新作の新予告、韓国人女優の役が人種差別というファンの批判にローリングがコメント






「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」の新予告


「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」の新予告(海外ファイナル・トレーラー)が公開、日ワーナー・ブラザースが予告の説明を行っている。


今回解禁された映像は、魔法界と人間界を支配しようと企む "黒い魔法使い"グリンデルバルドを追ってパリへ発つニュートがダンブルドア先生からパリでの隠れ家の住所を渡されるシーンから始まります。何故隠れ家が必要なのか怪訝な表情を見せるニュートにダンブルドア先生は「最悪な事が起きたら逃げ込め」と説明。ニュートの身に何か危険が降りかかるのか、ストーリーの一部に迫る映像が詰まっています。

更に、これまで名前が明かされていなかったマレディクタス(動物に変身してしまう"血の呪い"の意味)が"ナギニ"と呼ばれるシーンも。彼女はその後大蛇へと変身するが、その名前から「ハリポタ」シリーズに登場するハリーの宿敵・ヴォルデモートのペットかつ分霊箱であった大蛇"ナギニ"なのではないかと予想されます。また、ハリーもその心を奪われそうになった、覗き込んだ人の心にある願望を映し出す"みぞの鏡"を見るダンブルドア先生の前にグリンデルバルドの姿が映し出されるシーンでは二人の関係がとても気になる形で描かれます。そして「ハリー・ポッター」シリーズではおなじみの"ポートキー"(ジェイコブがニュートとバケツに吸い込まれるシーン)や、今作から登場する魔法動物ズーウーのチャーミングな一面など、「ハリポタ」&「ファンタビ」ファンなら間違いなくワクワクするシーンが満載!

また、本映像ではダンブルドア先生がなぜグリンデルバルドを追うことをニュートに託したのかが明かされます!ぜひチェックしてください!

上記の最後"ダンブルドア先生がなぜグリンデルバルドを追うことをニュートに託したのかが明かされます"は01:30~、「権力を求めず、正義を求める」というのが理由との事。

この予告で、韓国人女優のスヒョン/クローディア・キムが演じるナギニへの批判があり、それに対し、原作者であり、「ファンタスティック・ビースト」シリーズでは脚本を務めるJ・K・ローリングがコメントを行っているとCinema Todayが報じている。ローリングは名前と性別、キャスティングの理由を説明した。

・一部では「なぜわざわざ白人男性のペットをアジア系の女性にするのか」とこのキャスティングは“人種差別的かつ女性蔑視的”だと批判が噴出。ローリングは「ナギニを韓国人女性にするなんてゴミだ」という批判ツイートに返信する形で、「ナーガ(Naga)というインドネシアの神話に出てくる蛇のような生き物がいて、そこからナギニ(Nagini)という名前を付けた。ナーガは翼付きで描かれたり、半人半蛇で描かれたりする。インドネシアは、ジャワ人、中国系、ベタウィ人など多数の民族で構成されている国なの」と解説し、アジア系をキャスティングした正当性を主張した。

・このナギニの設定を約20年前から決めていたというローリングは、「“マレディクタス”は常に女性であり、母から娘へと受け継がれる血の呪い」であることもTwitterで発表。





蛇+女性+神話となると、僕には「孔雀王」の天蛇王しか思い浮かばない。アレもナーガが元ネタだったっけ?




Source: WanerBros(JP), Cinema Today