ディズニーにジェームズ・ガン監督再雇用の意志なし、ドラックス役デイヴ・バウティスタ、「ありがとうディズニー」と皮肉のツイート








ディズニーにジェームズ・ガン監督再雇用の意志なし


小児性愛やレイプをジョークにした過去の酷い発言が発掘され、「ガーディンアンズ・オブ・ギャラクシー」の第3弾の監督から解雇されたジェームズ・ガン監督。その後キャストが再雇用を望む声明*を出し、マーベル・スタジオもディズニーを説得中*とも報じられた。そして新たにウォルト・ディズニー・スタジオのアラン・ホーン会長とガン監督の話し合いがあったとVarietyが報じた。*共にリンク先はCinema Today

記事によると、ホーン会長は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」第3弾をガン監督抜きで製作するという意志を変えるつもりはないそうだ。ガン監督を再雇用するよう動いていると噂されるマーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギもガン監督を復帰させないスタジオの決断を支持していると伝えている。



ドラックス役デイヴ・バウティスタ、「ありがとうディズニー」と皮肉のツイート


ガン監督の再雇用を望むファンは現在キャストがどう思っているのかを知りたいはずだ。ドラックス役のデイヴ・バウティスタはScreen Rantの「ジェームズ・ガンを再雇用しないディズニーはマーベルに対し大きなミスをした」という記事に対し、「ありがとうディズニー!!アメリカを再び偉大な国にしているよ」とコメントを行った。これはトランプ支持派の願いをディズニーが叶えてしまったという意味で、ディズニーへの皮肉である。



左派のガン監督はトランプ大統領に批判的な発言を繰り返してきた。ガン監督の過去のジョークを発掘したのはトランプ大統領支持する保守派である。「Make America Great Again(アメリカを再び偉大に国にしよう)」という言葉はトランプ大統領が2016年の大統領選挙時に使用していたスローガン。

バウティスタはガン監督の再雇用以外にも、ガン監督が書いた脚本を強く望んでおり、「マーベルが監督の脚本を使わないなら、契約から解放して俺を切るか、他の俳優をキャスティングするよう頼むつもりだ」と話している*。ガン監督による脚本も破棄するのであれば、出演しないという意志を示した。*リンク先はIGN

脚本がどうなるのか、その発表はまだ行われていない。撮影開始までにもう一波乱あるかもしれない。






Source: Comic Book, Variety via IGN, BBC