東映版「スパイダーマン」放映開始40周年を記念し、米マーベルが紹介映像を公開
米マーベルが東映版「スパイダーマン」紹介映像を公開
カルト的人気を誇る東映版「スパイダーマン」(全41話)。日本での放送開始は1978年5月17日であった。米マーベル公式が40周年を祝い、この作品を紹介する映像を公開している。東映版スパイダーマンはレオパルドンと共にコミック作品「スパイダーバース」に登場した事でも話題となった。1つ目の動画ではガジェットを、2つ目の動画「Entrances(登場)」では有名な登場シーンを特集している。
今から13年前、2005年に東映ビデオ株式会社より発売されたDVDボックスの作品紹介
1978年、東映が「アメコミ誌」の超人気キャラ『スパイダーマン』を完全実写化。
CGやワイヤーなど全く無かった時代に、ビルの壁を登り、天井を這う「蜘蛛男」を完璧に再現。その体を張った生身による東映版・スパイダーアクションの数々に、原作者スタン・リー(スパイダーマン・超人ハルク・X‐メン・デアデビル等アメコミ生みの親)も、数ある実写版・スパイダーマンの中で、『日本版スパイダーマンだけは別格だ。レオパルドンは別として…』とコメントを残した程。
しかし、特筆すべき点は「マーベラー」の叫び声と共に登場する巨大変型ロボット“レオパルドン”。“特撮史上最強秒殺ロボットとまで謳われるこのレオパルドンこそが、今尚多くのファンの心に焼きつき、ハリウッド版に対しても「『スパイダーマン2』? レオパルドン出ないんだろ?」と言わしめる東映版スパイダーマン最大の魅力”なのである。レオパルドンの“強さ”とスパイダーアクションの“カッコ良さ”が合わさった、東映オリジナル特撮ヒーロー「スパイダーマン」。放映から27年、伝説が蘇る!見逃すな!!
東映版「スパイダーマン」は以下のような形でも愛されている。現在展開されているマーベル映画シリーズMCUにアイアンマンが作ったレオパルドンを求めているのだろうか?
様々な楽しみ方ができる東映版「スパイダーマン」。この作品以降も実写版は作られ続けているが、「世代と時代を越え愛され、あらゆる意味で傑作。これ以上の実写版スパイダーマンはまだない」というファンも多いはずだ。
続報
・米マーベルによる東映版「スパイダーマン」の特集映像再び、「アクション編」が公開
関連
・スパイダーマン新作アニメ映画「スパイダーバース」にレオパルドンのイースターエッグ
・サノスが本気で戦えるためにストーンを見つけてあげる悟空、「いっちょやってみっか」というTシャツが登場