Arrowバース新作クロスオーバー、DCEU版フラッシュとのカメオが実現した経緯をクリエーター語る [UPDATE]
Arrowバースのクロスオーバーエピソード「Crisis on Infinite Earths: Part Four(クライシス・オン・インフィニット・アース:パート4)」にDCEU版フラッシュ(エズラ・ミラー)が登場し、Arrowバースのフラッシュ(グラント・ガスティン)との共演をはたした。このカメオの経緯についてArrowバースのクリエーターの1人であり、クロスオーバーの製作総指揮であるマーク・グッゲンハイムがVarietyに語っている。
グッゲンハイムによるとワーナー側からの要請が共演するにいたる始まりであったそうだ。「エズラをクロスオーバーに入れることは可能か?」という電話がワーナー・ブラザース・テレビジョンのボスであるピーター・ロスから電話があり、「できる」とグッゲンハイムは答えたとの事。
ただし、Arrowバース版フラッシュ役のガスティンが100%やる気ではなかったらやらないつもりだったらしい。Arrowバーズ「Flash/フラッシュ」のショーランナーであるエリック・ウォレスに電話をし、ガスティンに共演の話を伝えてもらった所、ガスティンは熱烈にやる気を見せたそうだ。それからDCEU版フラッシュのミラーに連絡を入れ、グッゲンハイムが書いたカメオシーンの脚本を伝えた所、ミラーも超興味を持ち、ガスティンとミラー2人の共演が実現したという。
グッゲンハイムは放送前に"明かされていないカメオ"があると言っていたが、このサプライズが放送まで秘密にできた事についても語っている。カメオシーンの撮影はArrowバース「フラッシュ」撮影地であるバンクーバーで行われたが、グッゲンハイムは「クルーの誰一人もエズラがバンクーバーにいる事を洩らさなかった」と明かした。
UPDATE
ガスティンとミラーの承諾後、DCコミックアーティストのジム・リーが協力してくれたとグッゲンハイムがEntertainment Weeklyに語っていると海外ドラマNaviが伝えた。
From 海外ドラマNavi
プロデューサーのマーク・グッゲンハイムは米Entertainment Weeklyに、このアイデアに尽力してくれたのは、DCコミックアーティストのジム・リーだと明かした。「私はこのシーンを、ジムと一緒に考えていました。そして、グラントとエズラが出演を快諾してくれたので、これなら可能かもしれないと思い、DCエンターテインメント映画部門の副社長であるアダム・シュラグマンとジムに送ったのです。ただ、彼らが製作している映画の邪魔になるようなことは避けようと思いました。ジムは、すべての部門がお互いにちゃんと話し合っていること、何も中断しないことを確認してくれ、本当に素晴らしかったです。彼は時にチアリーダーのように応援してくれて、時に外交官のように両者の間を取り持ってくれました。彼の熱意のおかげで、このシーンが出来上がったのです」
DCTV Crisis on Infinite Earths Crossover - The Flash Ezra Miller Cameo
クロスオーバー「クライシス・オン・インフィニット・アース」は全5話、日本ではその内パート1とパート3が配信中。
- 「スーパーガール S5」第9話 - パート1、配信中
- 「バットウーマン S1」第9話 - パート2、日本未上陸
- 「フラッシュ S6」第9話 - パート3、配信中
- 「アロー S8(ファイナル・シーズン)」第8話 - パート4、第7話までが配信中
- 「レジェンド・オブ・トゥモロー S5」スペシャルエピソード - S5配信の発表は現在なし
Source: Batman News, Comic Book Movie, DramaNavi