DC映画「ジョーカー」、第76回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞
10月4日公開のDC映画「Joker/ジョーカー」。第76回ヴェネツィア国際映画祭にて最高賞にあたる金獅子賞を受賞した。監督は「ハングオーバー」シリーズのトッド・フィリップス。この映画はバットマンの宿敵として有名なジョーカーの誕生を独自の解釈で描いた作品。同部門に出品されていた是枝裕和監督の「真実」は受賞を逃した。
— Joker Movie (@jokermovie) September 7, 2019
— DC公式 (@dc_jp) September 8, 2019
第76回ヴェネツィア国際映画祭
— DC公式 (@dc_jp) September 8, 2019
『#ジョーカー』金獅子賞受賞🏆
世界三大映画祭(カンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭)でアメコミ作品が最高賞を受賞するのは初の快挙❗️
映画史を大きく塗り替える受賞となりました✨ pic.twitter.com/157Wcu2Nqt
From Cinema Today
世界的な人気を誇る悪のカリスマの今作での描き方についてトッド監督は8月31日(現地時間)に実施された公式会見で、人物造形をふくめて「リアルな描写」にとことんこだわったと説明していた。*Cinema Todayはこの他にもコンペティション部門の受賞結果も伝えている。
主演のホアキンについてトッド監督が「そしてもちろん、ホアキン・フェニックス抜きでこの映画はありえませんでした」と話すと、会場からは一際大きな拍手が巻き起こった。「ホアキンは僕が知っている中で最も凶暴で、最も勇敢で、最も心の広いライオンです。美しい心の持ち主です。“狂気の才能”とともに私のことを信頼してくれてありがとう」と続けたトッド監督は、ホアキンと熱い抱擁を交わした。
「Joker/ジョーカー」は10月4日に日米同時公開
Source: DC JP(Twitter), Cinema Today