伝説の物語、完結へ、「スター・ウォーズ エピソード9」、正式タイトルを発表、特報公開&前作「最後のジェダイ」の直後からのスタートではないとエイブラムス監督






アメリカ シカゴで開催中の公式ファンイベント「スター・ウォーズ・セレブレーション」にて、12月公開の「スター・ウォーズ エピソード9」の正式タイトルが「Star Wars: The Rise of Skywalker(原題: スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー)」として発表され、特報が公開、ロゴのみであるがポスターも出ている。監督はエピソード7のJ.J.エイブラムス、脚本はエイブラムスとクリス・テリオ(「アルゴ」「バットマンvsスーパーマン」)。




パネルでエイブラムス監督が語ったヒントが伝えられており、Cinema Todayによると、エイブラムス監督は今回のエピソード9では「(前作から)少し時間が経過している」と、エピソード8の直後からスタートするのではないと明かした。エピソード9では、主人公レイ(デイジー・リドリー)、ストームトルーパーの脱走兵フィン(ジョン・ボイエガ)、レジスタンスの若きリーダーであるポー・ダメロン(オスカー・アイザック)たちが共に冒険へと旅立つとのこと。

IGNによるとレイ役のデイジー・リドリーはタイムジャンプがあることを強調したそうだ。「レイはその時間を使ってオク=トーから持ってきたジェダイの書を読んだんでしょうか?」と司会のスティーヴン・コルベアに聞かれたリドリーは「エピソード9の開始時にはすでに何冊かは読了済みです」と明かしている。

シリーズ第1作「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」の全米公開から今年で42年となるが、日本公式はエイブラムス監督のメッセージを伝えている。「これは一つの映画でも、3本の映画でもなく、9本の映画の終わりです。40年間に渡って作られてきたストーリー、スカイウォーカー・サーガの終わりです」とエピソード7からはじまった続三部作だけではなく、これまでの旧三部作や新三部作含めた3つの三部作の終わりだとエイブラムス監督、続けて「皆さんに是非映画館に観に行ってもらえるのを期待しています。(そして)皆さんが楽しんでくれることを期待しています。フォースと共にあらん事を。ありがとう!」と日本のファンに向けたメッセージを送った。また、本作について日本公式は、はるか彼方の銀河系で繰り広げられる、スカイウォーカー家を中心とした壮大なサーガの結末は、“光と闇”のフォースをめぐる最後の決戦に託されたと紹介している。


「スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー(原題)」特報


From Star Wars Japan
完結へ向けて光と闇のレジェンドたち─。全世界が震撼した<特報>の内容は・・・?
全世界解禁となった特報は2分6秒。映像の冒頭で映し出されるのは砂漠の中に立つレイの姿。そして聞こえるのは、ルークの「我々は全てを伝えた。はるかな歴史が君の中に。だが、これは君の戦いだ」という言葉。ライトセーバーを手に取ったレイは、タイ・ファイターで迫り来るカイロ・レンと終焉に向かう戦いを始めようとしています。そして、ルークの声だけでなく、「スター・ウォーズ」のレジェンドたちが次々に登場!チューバッカとともにミレニアム・ファルコンを操縦するランド・カルリジアンや、涙するレイと抱き合うレイア。さらに、『スター・ウォーズ/エピソード4 新たなる希望』でレイアがハン・ソロとルークに渡したメダルも映し出されます。そして映像のラストでは、レイ、フィン、ポー・ダメロン、チューバッカ、C-3PO、BB-8、新ドロイドD-Oが、海に浮かぶ破壊された巨大兵器の元に辿り着きます。ルークの「我々は常に君と共に。誰ひとり消え去っていない」という言葉のあと、シスの暗黒卿ダース・シディアスことパルパティーン皇帝の不気味な笑い声で、特報は締めくくられます。果たして、スカイウォーカー家を中心とした壮大な<サーガ>は一体どんな結末で完結するのでしょうか?

----- 省略 -----

はるか彼方の銀河系で繰り広げられる、スカイウォーカー家を中心とした壮大な<サーガ>の結末は、“光と闇”のフォースをめぐる最後の決戦に託された──祖父ダース・ベイダーの遺志を受け継ぎ、銀河の圧倒的支配者となったカイロ・レン。伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの想いを引き継ぎ、フォースの力を覚醒させたレイ。そして、R2-D2、C-3PO、BB-8ら忠実なドロイドと共に銀河の自由を求めて戦い続ける、生きる英雄レイア将軍、天才パイロットのポー、元ストームトルーパーのフィンら、レジスタンスの同志たち…。さらに、ハン・ソロの永遠の好敵手ランド・カルリジアンもエピソード・シリーズでは『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』以来の再登場。果たして、彼らを待ち受ける運命とは?そして、いかなるエンディングを迎えるのか?全世界がその行く末を固唾をのんで見守っている。驚きと感動に満ちた壮大なるフィナーレに向けて、カウントダウンは始まりました!


「スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー(原題)」は12月20日、日米同時公開




『スター・ウォーズ エピソード9』皇帝を再登場させた理由は?監督インタビュー



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Source: Star Wars Japan, Cinema Today, IGN