ワーナー・ブラザースCEOケビン・ツジハラ、女優との不倫スキャンダルで辞任
米映画会社ワーナー・ブラザースのCEOケビン・ツジハラが女優との不倫関係が報じられたことを受け、CEOから辞任した。ケビン・ツジハラは、ハリウッドの映画スタジオにおいて初のアジア系CEOとなった人物である。
現地時間18日にワーナーメディア(前タイム・ワーナー)のCEOジョン・スタンキーは「彼が犯した過ちは、リーダーとして求められるものと相反するものであり、彼は、今後の企業の遂行能力に影響を与えると分かっている」と辞任の理由をThe Hollywood Raporterを通じて発表。ツジハラ自身もVarietyを通し「私がCEOを続ければ、ワーナーの継続的な成功の妨げや障害になる可能性がある」と声明を出した。
The Wrapによるとツジハラの後任は決まっておらず、ワーナー・ブラザース・ピクチャーグループの会長トビー・エメリック、ワーナー・ブラザース・テレビジョンの社長ピーター・ロス、ワーナー・ブラザース・エンターテイメントCFOキム・ウィリアムズの3人によるチームが次のCEOが決まるまで一時的に引き継ぐとの事。
現地時間6日にThe Hollywood Reporterが女優のシャーロット・カークとの不倫を報じたのが今回の発端。ツジハラはカークに役を与えるために重役としての影響力を使ったとして内部調査が行われる。その結果を待たずして、ツジハラは辞任を発表した。スキャンダルの内容は日本ではIGN、mashup NY、Eiga.comが詳しく報じている。
ツジハラ側はカークの起用に直接関与していないと主張し、カーク側は不倫は合意に基づいた関係で、自分は被害者ではないと述べており、2人とも疑惑を否定している。
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Source: IGN, mashup NY, The Wrap, Batman News