世界で最も稼ぐ女優、第1位はスカ―レット・ヨハンソン、「ワンダーウーマン」ガル・ガドットもランクイン
世界で最も稼ぐ女優、第1位はスカ―レット・ヨハンソン
今年の「世界で最も稼ぐ女優」をForbesが発表した。第1位はスカーレット・ヨハンソンの年収4050万ドル(約45億円)。トップ10人の年収総額は1億8600万ドル(約206億円)で、昨年の1億7250万ドルから16%上昇。年齢を重ねた女優向けの役柄はかなり少ないが、今年ランク入りした女優たちはそれに逆らい、10人中6人が40歳以上であったとの事。
昨年首位のエマ・ストーン、トップ10にランクインしていたシャーリーズ・セロンやエイミー・アダムスは、今年の年収が1000万ドルに届かず、ランキングから姿を消す。
世界で最も稼ぐ女優2018 トップ10(Crank In)
1位 スカーレット・ヨハンソン/4050万ドル(約44億9000万円)
2位 アンジェリーナ・ジョリー/2800万ドル(約31億400万円)
3位 ジェニファー・アニストン/1950万ドル(約21億6100万円)
4位 ジェニファー・ローレンス/1800万ドル(約19億9500万円)
5位 リース・ウィザースプーン/1650万ドル(約18億2900万円)
6位 ミラ・クニス/1600万ドル(約17億7300万円)
7位 ジュリア・ロバーツ/1300万ドル(約14億4100万円)
8位 ケイト・ブランシェット/1250万ドル(約13億8500万円)
9位 メリッサ・マッカーシー/1200万ドル(約13億3000万円)
10位 ガル・ガドット/1000万ドル(約11億800万円)
ヨハンソンはMCUのブラック・ウィドウ役で多額の報酬を得ており、2017年の収入は前年から4倍に増加。マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギによると「予算の比率は、特にアベンジャーズ作品ではキャストに大きく傾いている。初期作品では恐らく、特殊効果や物的製作費により予算が投じられていた」との事だ。
昨年、主演の「ワンダーウーマン」がヒットしたガル・ガドットが第10位にランクイン。その監督のパティ・ジェンキンスは「この業界には、ターゲットとすべき主な観客層はティーンエージャーの男の子だという強迫観念がある」と指摘し、「もっと多様な観客層に訴えなければいけないことをなかなか認められずにいる」と語っている。
Forbesによるとランキングの対象となったのは、2017年6月1日~18年6月1日の手数料・税引き前収入。算出に当たっては、ニールセン、コムスコア、ボックス・オフィス・モジョ、IMDBがまとめた数字に加え、業界関係者へのインタビューの内容を加味したとの事。
Source: Forbes(1), (2), Crank In