北米週末興収「ミッション:インポッシブル」新作、首位でデビュー、シリーズ最高のオープニング興収、「アントマン」続編の北米興収が前作越え
「ミッション:インポッシブル/ファールアウト」、シリーズ最高のオープニング興収
北米週末興収が発表。「ミッション:インポッシブル」シリーズ第6弾の「ミッション:インポッシブル/ファールアウト」が6150万ドルで第1位でデビュー。シリーズで最もいいオープニング興収で、これまでで一番良かったオープニング興収は5785万ドルの「ミッション:インポッシブル2」(2000)であった。またトム・クルーズ主演作品、歴代オープニング興収では第2位の成績、第1位は「宇宙戦争」(2005)6488万ドル。
北米以外の興収は9200万ドル、北米興収と合わせた世界興収は1憶5350万ドル。ロッテントマトでの批評家の評価は97%で新保障付き、出口調査のCInemaScoreではAと批評家・観客共に素晴らしい評価を得ている。「ミッション:インポッシブル/ファールアウト」の製作費1憶7800万ドル、日本公開は今週金曜日、8月3日。
その他にも新作としてDCコミックス原作の「Teen Titans Go! To The Movies/ティーン・タイタンズGO!トゥ・ゼ・ムービー」(日本公開未定)が公開された。この映画はカートゥーンネットワークで放送されている人気の子供向けアニメの劇場版。1050万ドルでデビューし第5位。北米外の興収は100万ドルで世界興収は1150万ドル。ロッテントマトでの批評家の評価は90%、出口調査のCInemaScoreではB+で、批評家の評価と観客の感想は違う結果となっている。製作費は1000万ドル。
4週目の北米興収を迎えたマーベル映画「アントマン&ワスプ」は840万ドルで第6位。北米興収の累計が1憶8312万ドルとなり、前作「アントマン」(2015)の北米興収1憶8020万ドルを上回った。日本のようにまだ公開されていない国があり、中国公開も決まっていないため、前作と比べると世界興収では差がある。「アントマン&ワスプ」の世界興収は現在3憶9422万ドル、前作は5憶1931万ドルであった。 「アントマン&ワスプ」は8月31日に日本公開。
北米週末興収TOP5 July 27-29, 2018
1. 'Mission: Impossible — Fallout' $61.5M
2. Mamma Mia! Here We Go Again $15M
3. The Equalizer 2 $14M
4. Hotel Transylvania 3 $12.3M
5. Teen Titans Go! To The Movies
ストーリー
盗まれたプルトニウムを奪還するミッションを遂行中の“イーサン・ハント”は回収に成功するが、捕まった仲間の命と引き替えに、敵にプルトニウムを渡してしまう事件が起きた。イーサンとIMFチームは、標的となった<3つの都市>の“同時核爆発を未然に防ぐ新たなミッション”を受ける。だがCIAは敏腕エージェントのウォーカーの同行を条件とした。猶予は72時間。手がかりは“ジョン・ラーク”という正体不明の男の名前のみ。情報を得るため、やむなく収監中の敵“ソロモン・レーン”の脱走に手を貸すが、その影響で味方の女スパイ“イルサ”との信頼関係は失われてしまう。イーサンを疑い始めたウォーカーが睨みを効かせる中でのミッション遂行は動きを制限され困難を強いられたが、その確執は高まり、ついにイーサンはウォーカーとの対峙を迫られる。やがてタイムリミットが刻一刻と迫る絶体絶命の中で、チームの仲間や愛する妻の命まで危険にさらされる等、いくつもの<フォールアウト(影響)>がイーサン・ハントに降りかかる。
Source: Box Office Mojo, The Hollywood Reporter