マーベル・スタジオ社長、これまでのストーリーラインは「アベンジャーズ4」で終わるとコメント
マーベル・スタジオ社長、これまでのストーリーラインは「アベンジャーズ4」で終わるとコメント
マーベル・スタジオ社長でありMCUをプロデユースするケヴィン・ファイギ。Toronto Sunに対して、これまでのストーリーラインが来年5月3日に全米公開のMCU第22弾「アベンジャーズ4」(正式タイトル未発表)で"決定的な終わりになる"と明かした。Cinema Todayが伝えている。
マーベル・スタジオによるマーベル映画シリーズMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)は今年で10周年を迎えた。MCUにはフェイズという区切りがあり、現在フェイズ3。「アベンジャーズ4」でそのフェイズ3が終了し、フェイズ4の幕開けは2019年7月5日全米公開の「スパイダーマン:ホームカミング」続編の「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」となっている。ファイギは以前に「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」は、これまでMCU全体で描いてきた内容とは全く異なるものになると話していた。今回のコメントはそれを裏付けている。
これまでのストーリーラインがずっと続いていくかというと、そうではないようだ。「ストーリーラインには終わりが来るでしょう。最高の物語には、終わりがあるものです。『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』は長い間、物語の結末でした。1983年に10歳で観てから、続編がつくられるまでの30年間にわたって私を支えてくれました。スーパーヒーロー映画では、かつてそんなことが起きたことはありません。新しい俳優が出演しては、すぐさま新たなストーリーラインが始まります」。ファイギはそう持論を展開しながら、『アベンジャーズ』第4弾への期待をあおるコメントを続けた。「最高の物語には決定的な終わりがあると思っているので、私たちはそうしようと思っているわけです。まさにそれが来年の『アベンジャーズ』第4弾で起きることですよ」。
4月に公開された「アベンジャーズ」シリーズ第3弾の「インフィニティ・ウォー」はMCUの19作品目であり、「アベンジャーズ4」の公開までに2本のMCU作品がある。1本は全米公開中で日本では8月31日に公開の「アントマン&ワスプ」、もう1本が全米3月8日公開、ブリー・ラーソン主演の「Captain Marvel/キャプテン・マーベル」。
ファイギは「アベンジャーズ4」でこれまでのストーリーラインが終わる事を約束した。「キャプテン・マーベル」から「アベンジャーズ4」までの期間は約2ヶ月だが、「アントマン&ワスプ」から「キャプテン・マーベル」までの期間は半年以上ある。「アントマン&ワスプ」を見た後、もう一度、第1弾の「アイアンマン」から見直し、「キャプテン・マーベル」と「アベンジャーズ4」に備えてみるのもいいかもしれない。
MCUの整理は海外ドラマNaviに掲載されているMCUドラマ「エージェント・オブ・シールド」にも出演した日本人俳優の尾崎英二郎さんによるコラムが非常に役に立つ。
・尾崎英二郎のMCUコラム「初心者にもわかる! マーベル・ユニバースの英語」(海外ドラマNavi内検索結果)
Source: Cinema Today