「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」全宇宙の半数の生物を消したいサノス、目的は宇宙を救うため








「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」サノスの目的は宇宙を救う事


全宇宙の生命の半分を消し去ろうとする最凶の敵と紹介されているサノス。その目的がEntertainment Weeklyに記載されているとIGNが伝えた

記事によると「インフィニティ・ウォー」では故郷の星タイタンを破壊されたサノスが、すべての生き物の半分を殺すことで“宇宙を救おうとしている”ことが描かれるらしい。「故郷の人々の死をあがなうために、より多くの人々を殺そうという理屈は筋が通らないが、サノスにはそう思うだけの理由があるのだろう。」とIGNは記し、サノス役ジョシュ・ブローリンがサノスの動機を語る際、「人口過多」という言葉を使っていたと書いた。

これだけだとサノスの魅力がわかりにくく、それなりの理由をつけた悪役にしか思えない。実際サノスがどんな風に描かれているのか、そのヒントはこの映画の脚本を務めるクリストファー・マルクスとスティーヴン・マクフィーリーが語った内容にあるかもしれない。脚本家の2人が語るサノスについての記事もIGNは公開している。

「サノス自身はヴィランという侮蔑的な言葉を受け入れないでしょう。また、サノスがただの悪人だとしたら、身動きが取れなくなってしまいます。ただの悪人だとしたら、彼が何人かの首をはねた後、すぐにつまらなくなってしまうからです」とマルクスは語る(この発言の後、マクフィーリーは“首をはねる”はメタファーであると説明した)。「本作を観た人がコミック版と同じ感想を抱いてくれると良いと思っています。彼は最初はただのゴロツキでしたが、彼は今や確固たる目的をもっています。そして、彼を見た人は、『彼が間違っていたとは言えないね』と思うことでしょう」とマルクスは続けた。

もう1人の脚本であるマクフィーリーは「脚本ライティングでは、ヒーローのキャラクターを掘り下げるため、ヴィランを引き立て役として使うことがよくあります。でも、本作ではそれをしていません。もしかすると、真逆かもしれません。ヒーローたちは、物語をもったヴィランの引き立て役なのです」と言い「本作は馬鹿馬鹿しいほど壮大だということです」「多くの点でこれはサノスの映画なのです」と話した。

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」は4月27日に公開






Source: IGN(1), (2)