ゲームをコミックでリブート、「SIREN ReBIRTH」代表曲が流れるPV解禁、ネイルハンマー宮田とヘタレを描いた第1話公開中
「SIREN ReBIRTH」代表曲が流れるPV解禁
2003年11月6日、PS2専用ソフトとして発売されたホラーゲーム「Siren」。そのCMは放送禁止となるほど日本のキッズたちを恐怖に包み込み、ゲームをプレイした人にはエンディングへの到達や謎を解明するアーカイブ集めがハードなため、どうあがいても絶望なゲームであった。
その「Siren」をオリジナルの物語を基軸にし、現代的な要素を融合させた「SIREN ReBIRTH」が、本日よりWEB漫画サイト「Z」にて連載開始。それに併せPVも公開された。PVではこのゲームの代表曲である「奉神御詠歌」が流れる。(WEB漫画サイト「Z」で再開予定であったコミック「SIREN 赤イ海ノ呼ビ声」は作者の体調などを考え、再開中止となった事が発表されている。)
ゲームをプレイした者には、PVから何がコミックで描かれているのかわかるが、第1話を読んだ所、ゲームでのスタートとなる須田恭也の視点から始まるのではなく、宮田司郎医師と求導師の牧野慶の始まりを描いた物語となっていた。クリアしたプレイヤーには「これはネタバレだろ」と感じる箇所はあるが、真のネタバレを上手く隠しつつ「Siren」の世界に入りやすい内容になっている。
宮田はゲームでは使いやすく攻撃力が高いネイルハンマーを武器に持っているので、他のキャラを操作するよりストレスがたまらない、彼の視点や関連シーンは重要でありつつも圧倒的なゴーイング・マイ・ウェイで物語が展開するため、恐らく人気が高いはず。牧野はヘタレ求導師という印象しかない。
作画:浅田 有皆(「ウッドストック」新潮社、「氷の豚」秋田書店)
脚本:酒井 義(「SIREN No.46 竹内多聞研究ノート」 WEB漫画サイト「画楽ノ杜」にて掲載)
監修:Project SIREN team
力強く躍動感あふれる浅田氏の作画に、「SIREN」のスピンオフ漫画の脚本も担当した酒井氏、そして監修はJAPAN Studioの制作スタッフである外山圭一郎、佐藤直子を中心としたProject SIREN teamが担当します。
なお、2014年に「コミック特盛 新耳袋アトモス」で連載後、WEB漫画サイト「Z」にて連載を再開する予定だった「SIREN 赤イ海ノ呼ビ声」ですが、作者の神尾 亘氏の体調などを鑑み、再開中止の判断に至りました。(Play Station Blog)
「SIREN ReBIRTH」はWEB漫画サイト「Z」にて連載中、羽生蛇村の村民たちとのふれあいが再び始まった。
プレイ済みの僕にはどう展開していくのか楽しみ。わかりやすく徐々に謎を解明していく形となるのかな?
「Siren」はクリアした後に、解析本を参考にストーリーを分析・考察したサイトを読むのが面白いゲーム。新たに始まったコミック版、オリジナルの難解なストーリーをどう調理して、新しい要素を加えていくのかが楽しみだ。