手塚治虫原作「どろろ」アニメ化、ティザーPVとポスターが解禁








手塚治虫原作「どろろ」アニメ化、ティザーPVとポスターが解禁


フジテレビのアニメ枠「ノイタミナ」の編集長だった山本幸治が2014年に立ち上げた⽴ち上げた企画プロダクションのツインエンジンより、手塚治虫「どろろ」、藤田和日郎「からくりサーカス」、野崎まど「バビロン」、三宅乱丈「ペット リマスター・エディション」(アニメ版のタイトル名は「pet」)、幸村誠「ヴィンランド・サガ」、5作品のTVアニメ化が発表された。

ツインエンジンの公式ホームページではティザーPV、ストーリー、ポスター、ロゴといった作品紹介や各作品の公式サイトとSNSが紹介されている。












手塚治虫原作「どろろ」は「週刊少年サンデー」(1967-1968)「冒険王」(1969)に掲載された作品。1969年にもアニメ化されており、小説やゲーム、映画にもなっている。

発表された新作アニメは「ユーリ!!! on ICE」「この世界の片隅に」などで知られるMAPPA と原作者・手塚治虫が拠点としていたことでも知られる手塚プロダクション、2社の共同制作。

原作本やWikipediaを参考にあらすじを紹介すると以下の感じ。

主人公の百鬼丸は生まれる前に、父である醍醐景光が天下を取るために48体の魔神に生贄として捧げられ、48箇所を欠損した状態で生まれた体。川に流され、捨てられるが、医者拾われる。医者は目の口の部分がボコって穴が開き、両手足のない赤子(江戸川乱歩「芋虫」、「バジリスク」地虫のような姿)を不憫に思い、義手や義足を与える。発表されたアニメ版のキャッチフレーズ「それは、産声さえあげられぬ小さな命の塊」はここからきていると思われる。成長した赤ん坊は百鬼丸と名乗り、48の魔物を倒す旅に出る。魔物を倒すと百鬼丸の体の部位が元に戻る。旅の途中で百鬼丸は、こそ泥の子供どろろと出会う。









ストーリー
時は戦国時代、武士の醍醐景光は、天下を取るという野望をかなえるために、生まれて来るわが子の体を鬼神に与えてしまう。そうして生まれた子供は、命以外すべての身体を奪われており、川に流され捨てられてしまう。時は流れ、戦(いくさ)の世を旅する少年・百鬼丸。実は彼こそが、魔物に体を奪われた赤ん坊の、成長した姿であった…。


現在わかっているのは、放送局が随時発表とAmazonプライム・ビデオで独占配信されるという事のみ。








「魍魎戦記MADARA」シリーズが好きな僕は第1作目の主人公摩陀羅(マダラ)の設定が百鬼丸の設定がモチーフになっていると知ったのがこの作品に出合ったキッカケ。記憶が薄れていたため、この記事を書くにあたり本棚から原作を手に取りパラパラと眺めた所、おどろおどろしくハードなエピソードもあった。「今でもイケてる作品」と思い、興味が再び沸く。早く続報を発表して欲しい。






Source: Twin EngineCrank In, Natalie