TVシリーズ版「ウォッチメン」、第1話の監督が決定








TVシリーズ版「ウォッチメン」、第1話の監督が決定


HBOによるTVシリーズ版「ウォッチメン」のパイロット(第1話)の監督がニコール・カッセルに決定とCinema Todayが伝えている。脚本は既に決まっていたデイモン・リンデロフ(「Lost」)が担当。

カッセルはこれまで「コールドケース」「SUITS/スーツ」などを手掛け、リンデロフの「LEFTOVERS/残された世界」で監督をした経験がある。リンデロフとカッセルは共に製作総指揮も務める。詳しい内容の発表はないが、TVシリーズはゼロから作っていくと伝えられている。



ワーナーブラザースによる原作紹介
ウォッチメンは、アメリカのスーパーヒーロー達の存在により歴史が変わっているパラレルワールドでの話である。そこではアメリカがベトナム戦争に勝利し、ニクソンはいまだに大統領で、冷戦の真っ最中だ。単なる殺人事件から始まり、世界転覆の陰謀にまで発展していく。そこではまず引退したヒーローが殺され、元チームメイトが調査を始める。そして明らかになった陰謀は、彼らが隠していたトラウマや倒錯した心理状態まで巻き込んでいき、最終的にはヒーローと悪党(ヴィラン)の境目など果たしてあるのだろうかという問題にまで発展していくのだ。

よくコミックが成熟したターニングポイントとして引き合いに出されるウォッチメンでは、登場するスーパーヒーロー達の描かれ方が洗練されており、心理描写の豊かさや現実的だという点で世界中で高く評価されている。

Source: Cinema Today