「ジャスティス・リーグ」スーパーマン口髭除去の問題、ワーナー、JLで髭を剃り、M:I6への髭追加のCGI費用を負担すると申し出るが拒否される
「ジャスティス・リーグ」スーパーマン口髭除去の問題
「ジャスティス・リーグ」の再撮影で話題となったスーパーマン役ヘンリー・カヴィルの口髭問題。カヴィルにはパラマウント・ピクチャーズの「ミッション:インポッシブル6(M:I6)」の撮影があり、パラマウントの許可が下りなかったためカヴィルの口髭は剃れず、デジタル処理を行う事になった。公開された映像に対して、批判する人もいれば「わからなかった」という人もいる。その反応はヒーロー系サイトでも取り上げられた。
「ザック・ディレクターズ・カットは存在しない」とRedditと言い「ジャスティス・リーグ」に携わったと話すVFXアーティストLDN_Filmがカヴィルの口髭処理についても触れている。
それによると、ワーナーは「ジャスティス・リーグ」で髭を剃る代わりに「M:I6」の髭付けをデジタル処理で行い、その費用はワーナーが負担する申し出をパラマウントにしたらしい。だが、パラマウントは断ったそうだ。パラマウントのM:I6チームに披露するため、スーパーマンに髭を付けた映像もテストしたそうだ(Comic Book Movieにはいくつかの映像サンプルをパラマウントへ送ったと記載。具体的な事も書き込んだのかもしれない)。LDN_Filmは髭を剃るよりも髭をつける作業の方が楽だとも言い、「私にとっては(髭剃りのデジタル処理は)挑戦的であったが、1ファンとして、パラマウントは(ジャスティス・リーグのために)カヴィルに髭を剃らせ、M:I6をフェイクの髭にすべきだった」とも語っている。
「2018年まで公開を延期した場合、クオリティは良くなっていたか?」という質問には「シームレスだったであろう(本物とデジタル処理とのつなぎ目はわからなかっただろう)」と質が向上すると答えた。
「ジャスティス・リーグ」は現在公開中
*CGI(Computer Generated Imagery)と書くのが正しい表現だと思うが、これまでデジタル処理と書いてきたのでデジタル処理と記載した。
延期した場合、時期はどうするのかという事は置いといて。延期によりクオリティが向上されていれば嬉しいが、仮に延期をしたとしても上映時間約120分の要請を覆す情報が報じられない限り、上映時間を変更したとは思えない。この話が本当であるなら、完璧な映像を作るには時間が足りなかったのだろう。
Source: Bomic Book, Comic Book Movie