「ジャスティス・リーグ」ザック・スナイダー版を求めるキャンペーンついに10万人突破&ザックの息子ワーナーの干渉を批判







「ジャスティス・リーグ」ザック・スナイダー・ディレクターズ・カットの要望キャンペーン10万人突破


色々と説はあるがワーナー・ブラザースはザック・スナイダーによるオリジナルの「ジャスティス・リーグ」を拒否し、再撮影用の脚本の書き直しにジョス・ウェドンを雇ったとBatman News。その後、スナイダー監督は家族の不幸により降板、ウェドン監督が引き継いだが、ワーナーの指示により劇場公開版は約120分となった。(ワーナーへの批判は多いが、中にはいい仕事もしている。詳しくは下記[前回・関連]の2つ目に記載)

完成までにそういった経緯のあるこの映画、何度か紹介したザック・スナイダー・ディレクターズ・カット(ザック版)をワーナーへ求めるキャンペーンがついに10万人を突破した。

このキャンペーンは署名募集サイトChange.orgで行われており、家族の不幸により降板したスナイダー監督によるディレクターズ・カットで、作曲をスナイダー降板以前のジャンキーXLに変更したのものを出して欲しいという要望である。

上映時間が約120分、トレーラーから削られたシーンがあり、作曲もジャンキーXLからダニー・エルフマンに変更され、完成された曲に満足できなかったファンがまだまだ集っているようだ。減速する様子が感じられない。ザック版を求めるキャンペーンの声明文は以下、興味を持った人は署名してみよう。


キャンペーンの声明文(訳)*一部修正
「ワーナー・ブラザーズへ、ザック監督が降板する前に存在した削除シーンと本来のビジョンを復元することを我々は要求する。リチャード・ドナーの「スーパーマンII」とザック・スナイダーの「バットマンVSスーパーマン」のように、彼らの間違いを訂正し、監督の妥協のないビジョンをリリースするのはワーナー・ブラザースの責任です。誠実であるかどうかの問題です。ザック・スナイダーは悲劇のために5年以上も費やした映画から離れました。エグゼクティブとプロデューサー達はウェドンの参加はスナイダーのビジョンを達成し、それを完成させるものとファンに保証した。にもかかわらず、公開された「ジャスティスリーグ」は最も幅広い観客に迎合しようとし、(スナイダーのヴィジョンを)軽視した見直しであった。興行収入と批判が示すように、大衆迎合は健全な戦略ではありません。最高の物語は信念をもって語られたものです。これまでに94,000人以上のファンが署名し、その数は急速に増え続けています。要するに、私達はワーナー・ブラザース対してザック・スナイダーによる「ジャスティスリーグ」のディレクターズ・カットをリリースするよう求めています。


前回/関連
「ジャスティス・リーグ」撮影監督、ザック・スナイダー版を見たいと語る。ザック版を望むファンの署名は8万人越え
「ジャスティス・リーグ」でのバットマンのオープニングシーンはジョス・ウェドンによって撮られ、ワーナーがコメディ要素の削除を指示したものと判明



ザックの息子ワーナーの干渉とコメディの強制を批判


ザック・スナイダーとクリスティン・エリンとの間に生まれたジェット・エリンがVeroにて「ジャスティス・リーグ」の不満を語った。ジェットは映画は楽しかったが、短さに不満があると説明している。

「真面目な話をすると映画は楽しかった。けれども、ワーナー・ブラザースが干渉し、コメディを強いられた事により、劇場公開版が当初の物とは違うという事は明確です」と書き、「上映時間が僕の一番の不満です。時間をかけるべきだった」と短さを批判し、最後に「見るには楽しい映画だよ」と劇場公開版を薦めている。


「ジャスティス・リーグ」は現在公開中







Source: Heroic Hollywood (1), (2), Batman News, Wikipedia(En)