「劇場版マジンガーZ」特報やストーリーの一部を公開!TVシリーズ最終回から10年後、世界観を引き継いだ内容に








「劇場版マジンガーZ」(仮題)トリプル大発表


フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭にて「劇場版マジンガーZ」(仮題)の特別イベントが実施、3つの大発表が行われた。

1つはオープニングテーマ。アニキ/水木一郎が歌う。これは熱くなりそうだ。2つ目は劇中サウンド。アニメから実写まで宙明サウンドとして親しまれる渡辺宙明の息子であり作曲家、編曲家、指揮者、音楽プロデューサーの渡辺俊幸が担当する事が発表された。3つ目はストーリー。オリジナルとなるDr.ヘルとの戦いから10年後の世界が描かれる事が明らかになった。主人公の兜甲児は富士山の地中深く埋まった超巨大構造物と謎の生命反応に遭遇すると紹介されている。TVシリーズ最終回から世界観を引き継いだ内容になると発表されている。(戦闘のプロが出るのかは不明)

「マジンガーZ」は今年デビュー50年目となる永井豪の代表作の1つ。1970年代に週刊少年ジャンプにて連載、TVアニメも放送、TVアニメシリーズの映画化もされている。日本以外にもヨーロッパで人気を博した。永井豪自身によるシリーズ続編や流れを組む作品も生まれ、他の漫画家による新作、アニメ、ゲームや超合金と幅広い展開が行われている。



公式サイト&公式Twitterより
『劇場版マジンガーZ』(仮題)<トリプル大発表>




その1:オープニングテーマ決定!
気になる劇場版のオープニング楽曲は、<水木一郎>が務めることが決定!
45年の時を経て再起動する本作のため、みんなの“アニキ”水木一郎が帰ってくる!楽曲の方も新録。パワーアップして「マジンガーZ」のオープニングテーマが超復活だゼーット!



その2:劇中音楽担当決定!!
劇中音楽は、<渡辺俊幸>が担当することが決定!渡辺は水木が歌うオープニング楽曲「マジンガーZ」を作曲したことでもお馴染みの、昭和のアニメ・ヒーロー主題歌といえばこの人、特撮音楽界の巨匠・渡辺宙明の御子息。自身も数々の映画音楽を担当し、アーティストのプロデュースを手がけてきた渡辺俊幸が、一体どんな音楽をつくりだすのか。親子二代で受け継がれる「Z」の遺伝子に大注目!



その3:“完全新作”ストーリー大解禁!!!
会場では、『劇場版マジンガーZ』(仮題)のストーリーが遂に明らかにされました。TVシリーズ最終回から、世界観を引き継ぐ”完全新作”ストーリーの一部が解禁されました。

<ストーリー> あれから10年―。新たな運命が人類を待ち受ける

かつて悪の科学者Dr.ヘル率いる地下帝国によって滅亡の危機に瀕した人類は、兜甲児が操るスーパーロボット・マジンガーZや光子力研究所の仲間の手によって、悪の野望を阻止し、平和を取り戻した。

あれから10年−。パイロットを離れ、祖父や父のように科学者の道を歩み始めた兜甲児は富士山の地中深く埋まった超巨大構造物と謎の生命反応に遭遇する−。新たな出会い、新たな脅威、そして新たな運命が人類を待ち受ける。かつてのヒーロー・兜甲児の下す未来への決断とは。

それは神にも悪魔にもなれる― 

再び人類の未来を託されたマジンガーZと人々の激闘を描く、壮大なアクション巨編!


イベントには日本作品に影響受けた「パシフィック・リム」のギレルモ・デル・トロ監督がサプライズで参加。原作者の永井豪との対談が紹介されている。





アヌシー特報&ビジュアル

会場で公開された特報やビジュアルが公開されている。特報では完全ではないがパイルダーオンのシーンやTVアニメ第1話・第2話の戦闘獣であるガラダK7、ダブラスM2と戦うマジンガーZの姿が描かれている。






「劇場版マジンガーZ」(仮題)公開時期は未定
キャスト:森久保祥太郎、茅野愛衣