TVシリーズ版「ウォッチメン」、「Lost」のデイモン・リンデロフと交渉中、ザックスナイダーの関与なし








TVシリーズ版「ウォッチメン」デイモン・リンデロフと交渉中、ザックスナイダーの関与なし

HBOによるTVシリーズ版「ウォッチメン」。2015年には映画版の監督であるザック・スナイダーと交渉中と報じられる。そのTVシリーズ計画に関するニュースが新たに出た。

新たに報じられたのは「Lost」の共同製作総指揮であり脚本も務めたデイモン・リンデロフとHBOが交渉中というニュース。The Hollywood Reporter(THR)はデイモン・リンデロフは原作のファンであり、ザック・スナイダー監督による映画版を賞讃していた事を紹介し、ザック・スナイダーは既に関係していないと伝えている。

デイモン・リンデロフとの交渉はまだ成立していないが、TVシリーズは再びゼロから開発する見込みで映画版とは無関係であるとVarietyは伝えている。現在HBOとワーナー・ブラザース・テレビジョンからのコメントは出ていない。



ワーナーブラザースによる原作紹介
ウォッチメンは、アメリカのスーパーヒーロー達の存在により歴史が変わっているパラレルワールドでの話である。そこではアメリカがベトナム戦争に勝利し、ニクソンはいまだに大統領で、冷戦の真っ最中だ。単なる殺人事件から始まり、世界転覆の陰謀にまで発展していく。そこではまず引退したヒーローが殺され、元チームメイトが調査を始める。そして明らかになった陰謀は、彼らが隠していたトラウマや倒錯した心理状態まで巻き込んでいき、最終的にはヒーローと悪党(ヴィラン)の境目など果たしてあるのだろうかという問題にまで発展していくのだ。

よくコミックが成熟したターニングポイントとして引き合いに出されるウォッチメンでは、登場するスーパーヒーロー達の描かれ方が洗練されており、心理描写の豊かさや現実的だという点で世界中で高く評価されている。






Source: THR via Batman News, Variety