DC映画「ジョーカー」、日本では「R15+」指定、吹替版はなく字幕版のみの上映に&IMAXポスターが新たに解禁






10月公開の「Joker/ジョーカー」。日本DC公式がR15+指定で、劇場公開では吹き替え版はなく、字幕版のみの上映となると発表した。また海外公式からはカオス感が漂うIMAXポスターが紹介されている。




From Joker Official Site(JP)
公開を待ち望まれる本作が、DCコミック映画として初めて、映画倫理機構による審査で【R15+】指定となることが決定しました。

本作は壮絶でリアルな演出表現によって、日本では15歳未満の鑑賞を禁止したR15+作品に決定しました。
これはDCコミック映画としては初めての指定となり、監督と脚本を務めたトッド・フィリップス(『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』でゴールデングローブ賞作品賞(ミュージカル・コメディ部門)受賞)は、「人を笑わせることが好きな心優しいアーサーが、次第に怒りがこみ上げていくように意図的に脚本を書いたんだ。多くの人がこの映画は過激なバイオレンスものになると思っているかも知れないけど、実際に暴力はそれほど多くは描かれてない。できるだけ現実的な描写になるようにしたんだ。そのシーンを観たときには、ボディーブローのように効いてくると思うよ。」とあくまでリアルに描くことで、鑑賞者にアーサーの心の痛み、行き場をなくした感情を伝える目的があったと明かしました。ヴェネツィア映画祭で最高となる金獅子賞を受賞したことからも、すでにアメコミ映画の枠を超えた作品であることが実証された本作ですが、R15+のレイティングも、表現の限界、ジャンルの限界を超えたドラマが描かれていることを裏付けるものです。

加えて、本作の劇場公開では、吹替版は無く、字幕版のみの上映となります。「ホアキン・フェニックスによるキャリア史上最高の演技。世界の映画賞が注目している。」(トロント国際映画祭:キャメロン・ベイリー)、「ホアキン・フェニックスにはアカデミー賞の価値がある。」(Total Film)と評価されていることからも、フェニックスのセリフだけでなく、息遣いに至るまで“彼の演技”に注目です。




「ジョーカー」は10月4日に日米同時公開、第76回ヴェネツィア国際映画祭では金獅子賞受賞。世界三大映画祭(カンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭)でアメコミ作品が最高賞を受賞したのは初




吹き替え版はBlu-rayやDVDに収録されるのかどうか。"劇場公開では"と書いている所がミソか?

僕は劇場では字幕、家では字幕と吹き替えを切り替えながら楽しむスタイル。「ここどういった感じ?」と思ったら英語字幕の吹き替えにしてみる場合がある。



■ストーリー
「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸にコメディアンを夢見る、孤独だが心優しいアーサー。
都会の片隅でピエロメイクの大道芸人をしながら母を助け、同じアパートに住むソフィーに秘かな好意を抱いている。
笑いのある人生は素晴らしいと信じ、ドン底から抜け出そうともがくアーサーはなぜ、
狂気溢れる<悪のカリスマ>ジョーカーに変貌したのか? 切なくも衝撃の真実が明かされる!

主演:ホアキン・フェニックス(『グラディエーター』アカデミー賞(R)ノミネート)
ロバート・デ・ニーロ(『ゴッドファーザー PART Ⅱ』アカデミー賞(R)受賞)
監督・脚本:トッド・フィリップス(『ハングオーバー』シリーズ)
脚本:スコット・シルバー(『ザ・ファイター』)





Source: Joker Official Site, Joker(Twitter)