「ニンジャバットマン」、戦国大名となったヴィラン達の紹介映像が公開&自由度は意外に高かったと脚本家ら








「ニンジャバットマン」、戦国大名となったヴィラン達の紹介映像が公開


6月に公開の「ニンジャバットマン」。戦国大名となったヴィラン達を紹介する本編映像が公開された。同映像は海外ではDCが公開しており、日米の声優を味わえる事になった。

映像ではバットマンのヴィランが支配する国が紹介される。武田信玄の甲斐の国はペンギン、上杉謙信の越後はポイズンアイビーが統治し、互いに小競り合いを繰り広げている。(*上杉謙信には女性説がある)独眼竜の伊達政宗の国である陸奥には隻眼のデスストローク、近江の国のトゥーフェイスは明智光秀が当てはめられた。国家統一に近い第六天魔王にはジョーカー。小姓としてハーレイ・クインがジョーカーと共にいる。






自由度は意外に高かったと脚本家ら


5月2日(現地時間)、ニューヨークの紀伊國屋で行われた特別トークイベントの内容をCinema Todayが紹介しており、DCコミックスから注意事項はあったが、厳しすぎる制限がなかった事が語られた。

脚本家 中島かずき
DCコミックスから「バットマンは人を殺さない。銃などを撃つ際も、物は壊すが人は撃たない。それだけは守ってくれと言われましたね」とバットマンならではの注意事項があったことを明かす

キャラクターデザイン:岡崎能士
・「デザインに関しては本当に自由でしたね。ちょっとセクシー過ぎたりすると、『もう少し隠してください』という指示はありましたけれど(笑)。例えばポイズン・アイビー、ハーレイ・クイン、キャットウーマンなどはそうでした」と話し、意外にも自由度が高かったことを明かした。

・「今回は、日本的な特撮アニメのある種のお約束を、バットマンたちに味わってもらおうというのが日本側のコンセプトでした。そのために日本のアニメのエッセンスを凝縮したものを集めて、ぶつけたのが本作だと思っています」

・「もともと日本の戦国大名のイメージに合い、しかも日本人の誰もが知っている有名な悪役を集めました。意外とシンクロしたのは、右目を撃たれたデスストローク(本名スレイド・ウィルソン)が伊達政宗。ポイズン・アイビーは上杉謙信で、謙信には女性説があって、それを利用しました。トゥーフェイスは織田信長を裏切った明智光秀にして、そういう形で当てはめていきましたね」

「ニンジャバットマン」6月15日に公開






Source: Cinema Today