「アベンジャーズ」のジョス・ウェドン、DC映画「バットガール」監督より降板








ジョス・ウェドン、DC映画「バットガール」監督より降板


バットマンに登場するゴッサムシティ警察の本部長であるゴードンの娘バーバラ・ゴードンが主人公のDC映画「バットガール」。「バットガール」の監督/脚本は「アベンジャーズ」「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」のジョス・ウェドンであったが、降板した事が明らかになった。ウェドン監督本人からのコメントとワーナーがどう考えているかについてが伝えられている。

The Hollywood Reporter(THR)によるとウェドン監督は「バットガールはワクワクするプロジェクトで、ワーナーとDCは協力的で支えてくれるパートナーでした。ストーリーを得る事ができないとわかるのに、何か月かかかりました。」と降板する理由を説明。ストーリーが出来上がらなかったようだ。THRがつかんだ情報によるとウェドン監督は1年間挑戦したが、何をすべきかを決められなかったらしい。

そしてウェドン監督は「私を歓迎してくれたジェフ(・ジョンズ)とトビー(・エメリック)、そしてみなさんに感謝しています。イカす言葉だろうか?'失敗'を理解してくれたことにも感謝しています」と語った。

Varietyによれば、ワーナーはバットガールのような女性キャラクターの映画には女性監督を使いたいそうだ。記事には「バットガール」の映画化計画を続けいくかどうかは不明と書いている。この映画は先日、今後のDC映画優先作品の1つして報じられたばかり。

ウェドン監督はDC映画には昨年公開された「ジャスティス・リーグ」の再撮影の脚本で参加。ザック・スナイダー監督が「ジャスティス・リーグ」より降板した後、再撮影や編集を引継ぎ、映画を完成させた。






ウェドン監督が「バットガール」監督として報じられたのが、昨年3月その後、監督は、この映画のキャラ作りのために「バットガールというキャラクターと対話している段階」と言っていたが、そうなるとこの段階から進まなかったのかもしれない。「ジャスティス・リーグ」の再撮影と編集があり、「忙しさのあまり、考える時間もなかったでは?」と考えた。

このニュースはベン・アフレック「バットマン」単独映画の監督から降板と比べると、降板するかどうかがのニュースが行き交わなかっただけに楽なニュースだ。「ジャスティス・リーグ」ザックの途中降板と比べると、進んでいないだけ良かったとも思う。昨年の様々なDC映画を取り巻くニュースでこちらの免疫はついた。多少の事では動じない。「ジャスティス・リーグ」後のDC映画には悪いニュースが多いため、玉にはファンへの優しさが生きるニュースが公式から出て欲しいと思った。

気になるのは女性キャラには女性監督にしたいというワーナーの考え。これが本当であるなら、デヴィッド・エアー監督によるハーレイ、キャットウーマン、ポイズン・アイビーといった女性キャラが主役の「ゴッサム・シティ・サイレンズ」も気になる。こちらは開発中という事しかわからないし、その上、現時点でのDC映画ラインナップにも入っていない。女性監督への変更もあるのだろうか?




Source: The Hollywood Reporter & Variety via Batman News