「ミッション:インポッシブル」第6弾、日本版予告とあらすじが解禁、トム・クルーズの骨折が話題となったビルジャンプシーンもあり




「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」、日本版第1弾予告が解禁




8月3日に日本公開の「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」。日本公式が予告とあらすじを公開した。トム・クルーズ自身がスタント無しで行う迫力のアクションシーンが代名詞のこのシリーズ、解禁された予告は30秒ではあるがアクションシーンがぎっしりと詰め込まれている。

第1弾予告の見所
・イーサン・ハントが山脈を飛行するヘリコプターにロープでしがみつくアクションシーン
・ヘリから落下するシーン
・ノルウェーにある高さ600m(およそビル110階相当)の一枚岩の崖<プレーケストーレン>のクライミング
・パリ・凱旋門をヘルメットなしの状態でバイクに跨り猛スピードで疾走
・ビルジャンプシーン(トム・クルーズ、右足首を骨折

公式はこの中から「ビルジャンプシーン」についてのトム・クルーズのコメントを紹介した。

先日骨折から奇跡の早期撮影復帰を果たしたトムは、イギリスの「グラハム・ノートン・ショー」に出演し、このシーンについて、「全速力でジャンプして、壁の一面にぶつかって、這い上がり、カメラの側を走っていくという撮影だったんだ。(ぶつかって)瞬時に骨折したことを悟った。それでも、カメラの側を走り抜け、そのショットをものにした。あの横顔のショットはどちらも映画に出てくるんだ。」と骨折しながらも、撮影を中断せず演じきり、しかもそのカットが本編に使用されていることを明かし、視聴者を驚かせた。






あらすじ
何者かに複数のプルトニウムが盗まれた。
標的は<3つの都市>。イーサン・ハントとIMFチームは、その“同時核爆発を未然に防ぐミッション”を受ける。
猶予は72時間、だが手がかりは薄く、“名前しか分からない正体不明の敵“を追う中でのミッション遂行は困難を強いられた。
タイムリミットが刻一刻と迫る中、IMFに立ちはだかるのは、イーサン・ハントを疑うCIAが送り込んだ敏腕エージェントのウォーカーで、イーサンは彼との対決を余儀なくされる。
そして、いくつもの<フォールアウト(予期せぬ余波)>が絶体絶命のイーサン・ハントに降りかかる。
今度のミッションの不可能は一つではなく、連鎖してたたみ掛けるようにIMFに迫る!!


30秒ではものたりないという人には海外から舞台裏映像が出ている。内容についてはVarietyが詳しい解説を行っている。


この新たな舞台裏の映像は、トレーニングと撮影本番で離れ業を披露するまでにスタッフが直面した課題にスポットを当てている。幾つかのシーンには、ヘリコプターが登場する。映画のトレーラーに出てきた危険な360度のバレルロール(らせん状に回転する)もその1つだ。

クリップ映像の中で航空機コーディネーターのマーク・ウルフは「ヘリコプターの飛行には多くの技術が必要になる。トムのような人をこの状況に置くことなど、まず想像できない」と語る。

スタントコーディネーターのウェイド・イーストウッドによれば、映画に登場するすべてのスタントは実際に行われ、グリーンスクリーン(合成映像に使われる緑色の背景)とコンピューター処理の補助は行わないことこそが、クルーズにとって重要だった。これは、クルーズがヘリコプターの操縦を学び、彼のヘリコプターシーンすべてを演技する前に、2000時間のフライト実績を積む必要があったことを意味した。

ヘリコプターの飛行中に、スタッフによる内部撮影を可能にするための特殊なカメラが作られた。クルーズが本当に機体を操縦していることを見せるためだ。

「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」は8月3日に日本公開。

監督は前作「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」のクリストファー・マッカリー監督が続投。IMFのスパイであるイーサン・ハント役トム・クルーズ、ベンジー役サイモン・ペッグ、前作のヒロインであるエルサ役レベッカ・ファーガソン、CIAからIMFの長官へと転身したアラン役アレック・ボールドウィン、ルーサー役ヴィング・レイムスらが再登場。イーサンのライバルとして登場するCIAの敏腕エージェント:ウォーカー役にはヘンリー・カヴィル、イーサンとチームに近寄る謎の女ホワイト・ウィドウ役はヴァネッサ・カービー、新たなCIA長官役はアンジェラ・バセット。




Source: Official Twitter