「ジャスティス・リーグ」公開版&未公収録映像を使い、ザック監督時のトレーラーと比較した10分間映像








「ジャスティス・リーグ」公開版&未公収録映像を使い、ザック監督時のトレーラーと比較した映像


昨年11月に公開された「ジャスティス・リーグ(JL)」。「バットマンVSスーパーマン(BvS)」のダークな路線な否定された影響を受け、内容を明るく作り替えた作品で、監督は「BvS」に引き続きザック・スナイダーが担当したが、家族に不幸があり途中で降板、内容を更に変更するために再撮影の脚本家として招かれた「アベンジャーズ」のジェス・ウェドン監督がスナイダー監督の再撮影や完成作業を引き継いだ。この引継ぎ作業はスナイダー監督のヴィジョンに従い行われるとワーナー・ブラザース側はスナイダー降板時に言った。

公開された映画は「BvS」とは違い明るい作風となった。ロッテントマトでは「BvS」の27%に対し「JL」は40%。ロッテントマトの観客評価は「BvS」が63%に対し「JL」は77%であった。出口調査のCinema Scoreでは「BvS」Bに対し「JL」はB+とアップしている。批評家を喜ばせる事はできなかったが「BvS」と比べると評価は多少良くなる。しかし良くなった評価は興収には結びつかなかった。

公開版には一部の出演者が出なかった事やトレーラーにあったシーンがなかった事が話題となり、その後スナイダー時に撮った映像がたくさんある事が判明。未完成であるが公開版にはなかった映像も流出した。

未公開の映像があるという情報が出ている時期に、映画にはスナイダーのビジョンが感じられず、納得いかないスナイダー監督のファンから「スナイダー版を出して欲しい」と、ザック・スナイダー版を求めるキャンペーンが起きる。

そして今年に入り、海外ではブルーレイの発売が発表。公開版にはないスーパーマンの映像が映像特典の1つとして追加されるが、本編への追加映像はない様子だ。

ブルーレイの情報が出ている中、新たに先行リリースされた韓国デジタル版と未収録のリーク映像を使い、ザック・スナイダー監督在籍時に公開されたトレーラーを用いたファンによる10分間の比較映像が公開された。トレーラー同士の比較映像はこれまでにあったが、ここまでの本編映像と比較した映像はなかったように思える。何がスナイダー在籍時と違うのかを確認するのに良い動画だ。






「ジャスティス・リーグ」ブルーレイは海外では3月に発売、日本版リリースの公式発表は出ていない。







Source: Comic Book